hijaiのブログ

沖縄、日本、世界の情勢や芸術について自由に意見するぞー

野党左翼4政党が自民党と政権交代することはない

野党左翼4政党が自民党と政権交代することはない 


自民党支持率は16.3%であり、政党支持率は首位。立憲民主党4.1%(前月比0.6ポイント増)、公明党3.6%(同0.5ポイント増)、日本維新の会3.3%(同0.5ポイント減)、共産党2.4%(0.5ポイント増)。以下、れいわ新選組0.9%、国民民主党0.4%、社民党0.3%、参政党0.3%で、教育無償化を実現する会はゼロ。「支持政党なし」は64.7%。


 自民党+公明の支持率は19,9%である。全野党の支持率の2倍に近い。マスメディアは裏金問題を取り扱い、自民党批判を盛んにやっている。それでも自民党の支持率は下がっていないのである。裏金問題は政党の政策ではなく議員の倫理問題であると国民も認識しているのである。だから、テレビなどで裏金問題を盛んに取り上げ、裏金に関わった自民党政治家を批判しても自民党支持に影響はないのである。


ジャーナリストの尾中香尚里氏は自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金問題によって、野党陣営にも大きな変化が生まれていると述べ、立憲を中心とした野党の結集によって政権交代は実現すると主張しているが、それはあり得ない。裏金問題で立憲を中心として野党が結集しても政権交代は実現しない。
政権交代の可能性を追求した尾中氏も、
「現在の野党4党による協力の枠組みだけでは、数の上でもスタンスの幅の上でも、自公政権に追いつける現実味を持たせることは難しい」
と述べている。尾中氏も裏金問題で政権交代するのはできないと結論したのである。
 野党4党が自民、公明との議席と接近していて、数十議席で政権交代ができる状態だったら、裏金問題でも政権交代は可能である。しかし、自民・公明が294議席に対しての野党4党は110議席である。200議席も近い差があっては裏金問題くらいで政権交代するのは不可能である。尾中氏はなんとかして政権交代の可能性を示したかっただろうができなかった。そのくらいに4政党と自民党の差は大きいのだ。野党4政党は政権交代どころか与党になることも困難である。
 共産党はマルクス・レーニン主義の社会主義政党であり左翼である。社民党も旧社会党の左翼政党である。共産党、社民党と共闘する立憲とれいわも左翼政党であるということだ。
 市民連合は維新の会には野党共闘参加を呼びかけなかった。理由は維新の会は保守であり、共産党が自民党と同じ悪の政党と断定したからだ。市民連合は維新の会が「悪の政党」だから参加させなかったのだ。
市民連合が呼び掛けた野党政党は全て左翼系の政党である。左翼系の4党が自民党を倒して政権交代することができるはずがない。過去に左翼政党が政権を握ったことは一度もないからだ。野党4党が与党になる可能性は0である。