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維新の会が55年に体制に属さない新しい政党であることを誰も気づいていない

維新の会が55年に体制に属さない新しい政党であることを誰も気づいていない


 55年体制は、日本において、与党第1党である自由民主党が国政選挙で単独過半数を占め続けることで政権を維持し、野党第1党の日本社会党とその他非自社政党の合計で3分の1を占め、憲法改正と再軍備を阻止していた体制のことである。1955年に自民党・社会党の2対1の構図が成立したためこう呼ばれる。   
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 憲法改正に反対するのは社会党・共産党・公明党であり、3党を合わせれば3分の1以上であった。だから、憲法改正はできなかった。しかし、自民党は与党であり続けた。55年体制の流れは自民・公明・立憲・国民・共産で現在も続いている。55年体制に属さないのが維新の会である。維新の会だけは55年体制をつくった自民党と社会党の影響を受けていない。55年体制では自民党が与党であり続け、憲法改正はできない。しかし、維新の登場で憲法改正ができる状態になった。自民、維新、国民で3分の2以上になったのだ。そして、憲法改正に積極的であるのは自民党よりも維新である。憲法改正に反対している立憲の圧力に屈しているのが自民党であり、立憲を批判し対抗しているのが維新である。
 野党は維新、国民と立憲、共産、れいわが対立しているから立憲が政権交代できないのは確実である。総選挙で注目すべきは維新対立憲の議席争いである。もし、維新が立憲以上の議席を確保すれば立憲を中心とした左翼の衰退が確実になる。これこそが55年体制の終焉である。