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沖縄は共産党の影響がとても強い

沖縄は共産党の影響がとても強い


沖縄県議会与党である。
与党
共産 7
社民 4
社大 2
無所属 11


てぃーだ平和ネット 8 社民党・社大党・無所属議
おきなわ新風 8 無所属
共産 7
無所属 Ⅰ
与党と野党が24議席 議長は野党 だから、議会は24対23
 共産党は7議席あり、政党としての議員数は一番多い。議員数が少ない社民と社大は無所属と合同して2つの会派になった。
社民と社大の議員が少ないということは県民の支持率が低いということである。無所属と会派をつくるということは社民、社大のイデオロギーは無所属議員と妥協して、独自の方針は弱まってしまうだろう。
社民、社大と違い共産党は与党の中で多数である。県民の支持率は高いのだ。沖縄では共産党の支持率は高いのだ。ただ、議員数が少なくなったとしても社民や社大のように無所属議員と会派を組むことは絶対にない。共産党はイデオロギー最優先の政党だからだ。沖縄の共産党は東京本部と深くつながり、政策は本部と一致している。
共産党のイデオロギーはマルクス・レーニン主義であり、マルクス・レーニンの二段階革命が共産党の戦略である。二段階革命の第一段階の民主主義革命を現在の共産党は実験している。日本で共産党の民主主義革命戦略を実践しているのが沖縄である。
沖縄には米軍基地がある。国内で一番米軍基地が多いのが沖縄である。戦争の恐怖、米軍基地被害があるから沖縄の米軍基地反対運動は盛んである。共産党の民主主義革命は米国の日本支配を断つことである。支配を断つには日本の米軍基地を全て撤去することである。だから、沖縄の米軍基地を全て撤去するのが共産党の目的である。


米軍基地撤去を目指している共産党にとって普天間飛行場が辺野古に移設するということは米軍基地が沖縄に居座ることであり、米軍基地が沖縄に居座ることである。。米軍基地撤去を目指している共産党にとって辺野古移設は阻止しなければならないのだ。だから、あらゆる手段を使って辺野古移設反対運動を展開した。
共産党は民主主義革命を目指している。民主主義は民意が重要である。民意がない限り民主主義革命は成功しない。共産党は民意を得るために事実とは違うことを広めて県民の辺野古移設反対を増やそうとした。


〇辺野古埋め立ては海を汚染し、サンゴは死に、魚やジュゴンは居なくなる。
〇辺野古「新基地」建設
〇有事の時に辺野古がミサイル攻撃される。
〇辺野古に新基地を建設すれば50年100年と米軍基地が存在し続ける。


県民は埋め立てすれば海が汚染されるという嘘を信じた。だから、県民投票で埋め立て反対が70%を超した。埋め立て反対が70%を超したが政府は埋め立てをした。埋め立てをしても海は汚染されなかった。「埋め立ては海を汚染する」は嘘だったのである。



埋め立てしても海は汚染されていない。


辺野古は新基地ではない普天間飛行場の移設基地である。しかし、新基地ということによって辺野古に新しい米軍基地が建設されると信じさせようとしている。そして、志位和夫共産党委員長は有事になれば辺野古がミサイル攻撃されると言った。志位委員長の発言は移設されなければ普天間飛行場のある宜野湾がミサイル攻撃されるということだ。住宅密集地にある宜野湾と住宅がない辺野古なら、辺野古にミサイル攻撃された方が県民の生命は失われない。辺野古に移設したほうがいい。
志位委員長の有事のミサイル攻撃論は「移設基地」ではなく「新基地」だから言える。移設基地だったら言えないことである。
共産党は民意を辺野古移設反対に導くために嘘を並べ立てたのである。あらゆる手段を使って辺野古移設を阻止しようとしているのが共産党である。「革命」としての辺野古移設阻止だからである。革命を嘘をついてもいいようだ。
共産党は徹底して反米軍である。デニー知事は那覇軍港の浦添市移設を承認した。そのためにオール沖縄は移設反対を掲げることができなくて移設賛成の自民党の立候補者への対抗馬を立てることができなかった。デニー知事と対立するのを避けたのだ。オール沖縄はなにがなんでも米軍基地反対ではないのだ。しかし、共産党は違う。なにがなんでも兵軍基地反対である。デニー知事が那覇軍港の浦添市移設に賛成しても、共産党は反対した。共産党は選挙公約に浦添移設反対を掲げて共産党員を立候補に立てたのだ。立候補は浦添移設を阻止し、沖縄から撤去するのを選挙公約にしていた。共産党としては当然のことである。
2017年宮古市長選で、オール沖縄は下地晃氏(63)を支持した。ところが下地は自衛隊基地建設に賛成だった。オール沖縄はそのことを承知で下地氏を支持した。すると共産党は自衛隊基地建設に反対の前沖縄県議の奥平一夫氏(67)を立候補に立てた。翁長知事はオール沖縄が指示する下地氏ではなく奥平氏を支持した。共産党は翁長知事を抱き込んだのである。オール沖縄の立候補は一人から二人になったから選挙戦は不利になった。選挙に不利になることは知っていても反米軍。反自衛隊を貫くのが共産党である。選挙の勝ち負けは二の次なのだ。第一は反米軍、反自衛隊を貫くことである。それが宮古島市長選、浦添市長選である。


沖縄の全ての米軍基地を撤去することが共産党の目標である。共産党にとって普天間飛行場の辺野古移設は絶対に反対である。移設を容認するということは沖縄に米軍基地があることを容認することになる。例え宜野湾市民の安全を守るための辺野古移設だとしても共産党は反対する。共産党は辺野古ではなく国外に撤去する以外は認めない。県外移設も反対である。
共産党の強い影響を受けているのがデニー知事である。共産党の影響がなければ埋め立て設計変更申請を承認していただろう。共産党の強い影響があるから承認しないで代執行裁判になった。


デニー知事が衆院議員だった時は政府に南西諸島の防衛力増強を要請していた。「日米沖縄という形で、日米同盟の深化へ協力していく姿勢を示してほしい」「自衛隊のさらなる増強、人員の確保、装備の更新などは欠かせない」とも発言していた。デニー知事は自衛隊と米軍の強化を政府に求めていたのである。デニー知事は那覇軍港の浦添移設にも賛成している。
辺野古移設は宜野湾市民の安全を守るためである。基地強化が目的ではない。辺野古移設の目的を正確に理解するようになれば設計変更を承認していたはずである。しかし、デニー知事は承認しなかった。最高裁が承認するように命令したのにしなかった。県知事が最高裁の判決に背くのはあり得ないことである。ありえないことをデニー知事はやったのである。
デニー知事は、県民投票で埋め立て反対が70%を超えた。県知事選では移設反対の知事候補が三選されたことで沖縄の民意は移設反対であることを強調し、「沖縄県民の民意こそが公益である」と、辺野古移設に反対している。代執行を要求する国は沖縄の自治権を踏みにじるものであると断言し、移設阻止への決意は強い。


デニー知事のやっていることが共産党の民主主義革命に沿ったものである。民意で辺野古移設を阻止するのだ。移設反対の民意をつくるために「辺野古埋め立ては海を汚染し、サンゴは死に、魚やジュゴンは居なくなる・辺野古「新基地」建設すれば有事の時に辺ミサイル攻撃される・辺野古に新基地を建設すれば50年100年と米軍基地が存在し続ける」などの嘘を県民に広げたのだ。狙いは県民が辺野古移設に反対し、デニー知事が民意を根拠に移設反対に徹底することである。