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沖縄県はピークアウトした 全国はまだ

沖縄県はピークアウトした 全国はまだ


8月10日で沖縄の感染率は26、8%であった。26日には32%になった。30%がピークアウトの結節点であるから沖縄県はピークアウトしたということになる。8日から一週間10万人当たりの新規感染者を記録した。
8日 直近1週間の人口10万人当たり新規感染者は前日時点で2366.55人となり、依然として全国最多。2番目に多い福岡の1605.08人を大きく離している。
 12日から全国平均も記録した
12日 10万人当たりの新規陽性者数は2094.24人で、140日連続で全国ワースト。2位は大阪府1588.63人、3位は福岡県1577.47人、全国平均は1191.23人。


 沖縄の感染は徐々に減っている。一方本土は増えている。147日連続でワースト1位であった沖縄だったが、20日に⒉位になった


20日 人口10万人当たりの新規陽性者数は1771.24人で、全国2位。147日続いた全国ワーストを脱した。10万人当たりで最も多かったのは宮崎県で1785.90人、3位は佐賀県1723.25人、全国平均は1117.02人。


 沖縄の感染は8日の2366人から1771人に減った。1位になった宮崎県は10日には1600人であったが徐々に増えて20日には1785人になった。2位になった沖縄はその後も感染率は下がり続け、26日には1580.68人になり、全国で9番目になった。最多は宮崎県、鹿児島県、佐賀県、徳島県と入れ替わった。他県は感染が激増したのである。徳島県の感染は2112人となり2000人を超した。全国平均は1227.27人である。


 沖縄の感染率が下がったのはピークアウトしたからである。オーストラリア、ニュージーランド、米国や欧州の国々のピークアウトを参考に沖縄のピークアウトを考えた。外国のピークアウト宣言を分析すると人口の30%の感染あたりでピークアウトすることが分かった。沖縄の26日現在の感染者率は32%である。10日の沖縄の感染率は26、8%であったので、沖縄はピークアウトに向かっていると予想した。予想が正しいか否かを確かめるために10日から10万人当たりの感染率を記録したのである。感染率が30%以上になった沖縄県は感染が減り続け、感染率が沖縄の半分の15%の全国はまだピークアウトに達していない。
沖縄県と全国の感染表である。



沖縄は減少しているが全国はまだ減少に転じているとは言えない。全国の感染率は15%である。感染率が低いから全国の感染はこれから増加するだろう。表では減少に転じているように見えるが、まだ感染率が低いので増加に転換する可能性が高い。私は増加に転じると思う。


今までまん延防止、緊急事態宣言を実施しないで感染を減少させたことは一度もない。第1波から第6波は実施したから感染は減少したのである。第7波はまだ実施していない。だから感染は増加している。しかし、沖縄だけは実施しないで一週間減少し続けている。原因は感染率が30%になってピークアウトしたからである。 
これからの沖縄は感染が確実に減少していく。ピークアウトによる減少は日本では沖縄が最初である。減少がいつまで続くかは不明である。どの位まで減少していくのかも分からない。第4波、第5波は100人以下まで減少した。緊急事態宣言によって減少させたからである。第6波ではまん延防止によって500人まで減らした。解除しなければもっと減少していただろう。
8月3日に6130人であった感染者が27日には3232人減少して2898人になった。減少は進んでいるが必ず下げ止まりがくる。9月の中旬ころまでには下げ止まると思う。2000人で下げ止まるか、1000人で下げ止まるか・・・沖縄のコロナ感染の変化は今後の全国の感染の参考になる。全国の都道府県で感染率が30%になると沖縄のように減少していく。感染率が20%の東京はまだピークアウトしない。全国は15%だからまだまだだ。ただ、ピークアウトしても高止まりになる可能性が高い。第7波は緊急事態宣言を実施した第5波のような減少はしない。確実に。