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感染専門の医師、教授連中はクラスター感染を理解できない愚か者

感染専門の医師、教授連中はクラスター感染を理解できない愚か者


 現在の日本は医療逼迫だけでなく救急搬送逼迫まで起こっている。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、救急患者の搬送先がすぐにはむー決まらないのだ。30件以上に連絡しても搬送が受け入れられない時もある。救急搬送を困難状態が続いている。微熱くらいでは救急車を呼ぶなという関係者もいる。
 医師会と専門家は新型コロナウイルスのすべての感染者について発生届の提出を求める「全数把握」が医療機関や保健所の大きな負担になっているから負担をなくすために「全数把握」、を見直すように政府に要求した。
 救急逼迫、全数把握見直し要求をする原因は25万人を超えたコロナ感染の増大にある。今まで日本が経験しなかった感染増大は医療を逼迫させただけでなく、救急搬送さえも逼迫させたのだ。
 表を見れば第7波の感染が破格であることが分かる。第5波までは菅政権であった。第6波からは岸田政権である。菅政権と岸田政権のコロナ対策の違いが表に出ている。



 菅政権の第5波までは感染が低いのに、岸田政権になった第6・7波はとても高い。コロナ対策の違いが原因である。菅政権はコロナはクラスター感染すると考える東北大学の押谷教授を中心とするクラスター対策班がコロナ対策を実施した。それが感染者少ない時の濃厚接触者全員のPCR検査と感染者が増えた時の緊急事態宣言である。だから、菅政権の時は感染者が少なかった。
 ところが岸田政権になるとコロナ対策はなおざりになった。感染拡大を放置した。第6波は10万人、第7波は25万人と感染が激増した。日本は世界で一位の感染国になった。それでも感染を減らす政策を岸田政権はやっていない。だから、世界一は続いている。


 

感染の累積人数表である。菅政権の最後の日10月4日までの感染者は170万人である。ところが岸田政権になり8月25日には1800万人となった。なんと、岸田政権になって菅政権の10倍の1600万人以上増えたのである。こんなに違うのは菅政権と岸田政権のコロナ対策にある。
コロナ感染はクラスター感染論とインフルエンザと同じ空気感染論の二つがある。クラスター感染論は菅政権のクラスター対策班を指導した押谷教授の理論である。クラスター感染は押谷教授が初めて説いた理論である。他の感染専門家すべてが空気感染論者であるり、クラスター感染論を主張するのは押谷教授一人だけである。感染専門家はクラスター感染論を認めていない。
コロナはインフルエンザと同じ空気感染であり第1波から第5波も季節、社会情勢の変化で起きて収束したと全ての専門家は主張している。空気感染論の感染専門家たちは感染を減少させる理論はない。感染は自然の流れに任せるしかないと考えている。
クラスター感染論の押谷教授は厚労省クラスタ対策班を指導して感染拡大を押さえた。22カ月で感染を170万人に押さえた。一方岸田政権は8カ月で1600万人増やしたのである。感染数の違いはクラスター感染論と空気感染論の違いによるコロナ対策にある。
マスコミは第5波と第7波の歴然とした感染の違いをなぜ問題にしないのか。奇妙である。第5波は感染を減少させて押さえつけている。ところが第7波は大きく増加している。感染の違いに国民は関心が強いだろうし、マスコミは専門家に聞くべきである。しかし、マスコミは第5波と第7波の違いの問題を取り上げない。理由はとりあげることができる専門家が居ないからだ。
専門家はクラスター感染について理解していない。マスメディアに登場する専門家は権威のある教授、病院長、感染専門家など名のある人たちである。彼らは完成度の高い専門知識を身に着けていて感染については全て知り尽くしているという自負が強い。そうであるがゆえに押谷教授の新しい考えは理解できない。


クラスター感染を認めない旧来の感染専門家たち
 クラスター対策班の押谷教授が指摘したのは「新型コロナはインフルエンザに比べて感染力が弱い」ことだった。感染者の一部が密接状態した場所で感染するのが新型コロナの特徴であることを述べた。クラスター対策班は感染者がでると、感染した場所=クラスターを探して、クラスターに居た人すべてをPCR検査した。感染の原因は中国観光客であることまで突き止めた。中国の観光客が多かった日本であったのに感染者が少なかったのはクラスター対策班の感染対策があったからだ。
 緊急事態宣言で飲食店の9時以後の営業を禁じている。規則を破ったら30万円以下の課徴金を徴収する。コロナ感染に関して違反者に課金するのは緊急事態宣言に違反した時だけである。そのくらい厳しい規制である。
 押谷教授はクラスターが発生するのは止めようがないとかんがえていた。重要なことはクラスターを早く見つけてクラスターを排除することだった。学校のクラスターは早く見つけて対処することができる。多く発生しても次第に少なくなっていくのが学校である。学校だけでなく会社も同じである。しかし、飲食店だけは違う。クラスターが発生しても報告しない店が多い。客は入れ替わるのでクラスターが発生しているかどうかが分かりにくい。クラスターを見つけられない飲食店が多く、感染が拡大する原因になっている。だから、飲食店に対しては厳しく規制したのである。緊急事態宣言の実施によってコロナ感染は激減した。
 押谷教授のコロナ感染対策は正しかった。第5波まで日本のコロナ感染は世界でも非常に少ない国であった。しかし、日本の専門家は押谷教授のコロナ対策を評価しない。彼らが理解できないクラスター感染論によってコロナ感染を減少させたからだ。


 科学が発展し、報道も飛躍的に発展した日本で信じられないことが起こっている。科学の先端をいく医学の世界でだ。コロナ対策に優れている緊急事態宣言を感染専門家が認めていないことである。緊急事態宣言によって感染が激減しても専門家は感染が減ったのは季節の変化、人と人の接触の減少などを理由にしている。専門家はコロナは空気感染という考えに固執し続けている。専門家はクラスター感染を理解する能力を失っている愚か者だ