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党の公式見解は「処理水」であるのに「汚染水」議員を黙認する 中途半端な立憲民主

党の公式見解は「処理水」であるのに「汚染水」議員を黙認する 中途半端な立憲民主


 立憲民主党の公式見解は「処理水」である。しかし、党内の一部の議員は汚染水であると主張している。党の公式見解と違うのだ。党の公式見解は「処理水」であると述べた岡田幹事長は「党で決まったことはしっかり守ってもらう必要がある」と党の議員に警告した。。ところが舌も乾かぬうちに「だからといって個々の議員が(意見を)言えなくなるようなことにはしたくないというのが私の信念だ」と言って「汚染水」を発信する議員を黙認していることを記者団に話した。政党の方針を否定する議員を黙認することを岡田幹事長は信念にしているようである。おかしい。政党の幹事長としてあるべきではない。
 「処理水」「汚染水」の問題は意見の違いだからといって黙認できるような問題ではない。「処理水」「汚染水」は科学問題である。議員それぞれの考えの問題ではない。考えの違いは容認できるが科学問題である「処理水」「汚染水」は違いを容認できるものではない。どちらが正しいかを述べ、違っていれば容認しないで否定しなければならない問題である。


国際原子力機関IAEAは、福島原発のALPS処理水の海洋放出について、国際安全基準に合致していると宣言している。IAEAの見解を信頼するかしないかの問題である。IAEAの見解を信頼しているなら処理水という。IAEAの見解を信頼していないから汚染水という。処理水と主張する者は汚染水を否定する。汚染水を主張する者は処理水を否定する。
 立憲民主党は処理水と判断した。であるならば汚染水と主張する議員には、党が処理水と判断した理由を説明し、党の方針をしっかりと守らせるべきである。しかし、岡田幹事長は自分の信念によって放置している。「汚染水」議員を放置することは風評被害を広げているに等しい。岡田幹事長は風評被害拡大に加担している。岡田幹事長の呆れる信念である。


汚染水議員を放置している岡田幹事長は東京電力福島第1原発処理水の海洋放出に絡み、X(旧ツイッター)で「汚染魚」と発信した次期衆院選の立候補予定者の擁立を共産党が取り消したことについて、「他党のことで何かコメントをすることはない」と述べただけである。党内の汚染水主張を放置しているから共産党を批判することはできない岡田幹事長である。共産党を徹底的に批判した維新の会、国民民主とは違う。


維新の会は風評被害を受ける青森、岩手、宮城、福島、茨城の各県産食材を支援する「東北応援プロジェクト」を開催した。所属議員による「身を切る改革」から捻出した基金から1県1000万円(計5000万円)を寄付金として贈呈し、各東京事務所に目録を手渡した。
会場には福島産のタイやヒラメなどのにぎりずしやフルーツ、野菜などが並べられ、馬場氏は「こりこりして本当においしい」と、すしに舌鼓を打った。
これこそ政党が率先してやるべきことである。