hijaiのブログ

沖縄、日本、世界の情勢や芸術について自由に意見するぞー

福島原発処理水の放水が韓国左翼政党を確実に弱体化する

福島原発処理水の放水が韓国左翼政党を確実に弱体化する


 福島第一原発の処理水を韓国の左翼政党は核汚染水と決めつけている。共に民主党のイ・ジェミョン代表は「過去の帝国主義侵略戦争で周辺国の生存権を脅かした日本が、核汚染水の海洋放出で大韓民国と太平洋沿岸国に再び取り返しのつかない災いをもたらそうとしている」とし、「核汚染水の放出は第2の太平洋戦争として記録されるだろう」と述べた。


 イ代表は無期限のハンストをやり、処理水放出反対集会を次々と開催している。韓国の左翼政党は処理水放出を徹底して反対し、放水阻止の運動に集中している。放水する前から放水直後までは韓国民の放水反対の機運はとても高かった。
 共に民主党は汚染水の放出反対を韓国内だけでなく国際的にも拡大する目的で英ロンドンのIMO本部に行き、東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出を巡る懸念を訴えた。スイス・ジュネーブの国連人権理事会本部などにも行った。米ニューヨークにも行って。同様の活動を行った。韓国左翼政党は国内だけでなく国外にも汚染水放出反対の運動を展開した。


 以前であれば、原発の処理水問題を巡って、共に民主党は、若者を取り込んで抗議活動は拡大し、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領を攻撃したはずである。しかし、共に民主党の目的はうまくいかなかった。核汚染水放出反対集会の参加者が半減したのだ。危機感に満ちた運動をすれば国民が支持すると思っていた共に民主党の狙いは外れた。


 外れるのは当然である。福島原発処理水問題は科学問題である。処理水が安全であるか否かは科学者の調査で分かる。放水する前にIAEAが調査して安全であることを発表した。放水後は毎日海水を調査した。海水が基準値以下であることを東電と政府は発表し続けている。
 福島原発から放水されるのは処理水ある。そして、安全であることはニュースによって誰にでも分かることである。福島原発の処理水の放水は単純な問題である。
 処理水の放水はこれからずっと続く。海水の検査も続く。処理水が汚染されていないことを報道し続ければ李代表のハンストも全然効果はない。


 福島原発の処理水放出は処理水を核汚染水だと国民を騙した共に民主党の信頼を失わせるだろう。処理水放出は共に民主党の支持率は確実に下げる。