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汚染水〇 汚染魚×の日本共産党の矛盾を処理水放出が暴いていく

汚染水〇 汚染魚×の日本共産党の矛盾を処理水放出が暴いていく


共産党は東電が汚染水を福島の海に放出していると主張している。汚染水の海で棲息する魚は汚染される。だから、共産党の理屈では福島の魚は汚染魚になる。東電は汚染水を福島の海に放出していると主張しているのに共産党は汚染魚を否定している。


東京電力は2023年は福島第一原発の処理水3万1200トンを4回に分けて海に放出する計画である。8月24日に始まった1回目は、約7800トンの処理水を、9月10日午後3時前にタンクからの処理水の移送が終了した。共産党から見れば福島の海に約7800トンの汚染水が放水されたことになる。福島の海は汚染されたのである。今年で3万1200トンの汚染水が放水される。大量の汚染水が放水されれば福島の海に住んでいる魚や海藻は汚染されると考えるのは当然のことである。
共産党のいう汚染水放出なら魚は汚染される。共産党の主張を信じている共産党員が福島の海の魚を汚染魚であると信じるのは当然のことである。共産党本部の「汚染水」を信じたから元広島県福山市議(75)である村井明美氏は福島の魚を「汚染魚」と言ったのである。
共産党本部が「汚染水」と言わなければ村井氏が「汚染魚ということはなかった。福島の魚が汚染魚てあると主張したのは共産党員としては正しい主張である。ところがである。村井氏の正しい主張を共産党本部は否定したのである。党員の全てのツイートをチェックしている中央の書記局は村井氏がXに「汚染魚」の発信が行われた直後に、ツイートを削除して謝罪するよう村井氏に指示をしたのである。理由は「汚染魚」をツイートした村井氏への批判が予想以上に多かったからだ。村井氏のツイートをそのままにすれば共産党への反発がどんどん広がっていくと予想したからである。本部は村井氏にツイートを削除して謝罪するように指示したのである。


共産党員は本部の指令に絶対服従しなければならない。本部の指令に従って村井氏はツイートを削除して謝罪した。だが、謝罪しなければならない理由を村井氏は知らなかった。批判が集中したのは村井氏の「汚染魚」であった。でも汚染水の放水を信じている村井氏にとって「汚染魚」は当然である。だから、村井氏はツイートで謝罪はしたが「汚染魚」と書いたことについては謝罪しなかった。
謝罪のツイートに批判が再び集中した。「汚染水」を主張しながら「汚染魚」を否定することは村井氏にできるはずがない。「汚染水」を主張しながら「汚染魚」を否定するという芸当は本部にしかできない。だから、小池晃書記局長が登場したのである。そして、ごまかしの弁明をした。
村井氏の「汚染魚」という表現が問題だったとした小池氏は「(村井氏は)日本近海の魚は放射性物質で汚染されているんだという発信をした。我が党との見解、認識と違う」と述べたのである。村井氏は福島の魚を「汚染魚」と言った。ところが小池氏は村井氏が日本近海の魚と言ったとして共産党との見解が違うと言ったのである。小池氏は「福島の海」を「日本近海」の言葉に置き変えて「汚染魚」は日本近海にはいないと村井氏の「汚染魚」を否定したのである。村井氏にはできない高度な言葉の騙しで「汚染魚」をごまかしたのである。
このようなごまかしは村井氏にはできない。シュエ議員に立候補したら「汚染魚」を認める発言をしてしなうかもしれない。村井氏を衆議院選の立候補にすることは共産党にとってヤバイ。共産党公認で次期衆院選広島6区から立候補を予定していた村井氏の擁立を取り下げた共産党本部である。


福島原発の処理水を汚染水だと主張し続ける共産党を処理水の放水は追い詰めていく。放水が進めば進むにつれて共産党の「汚染水」は国民に反発されて支持は減っていくだろう。