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共産党の衰退を加速させる「しっかり汚染魚を食べて」

共産党の衰退を加速させる「しっかり汚染魚を食べて」


 共産党は福島原発処理水を汚染水と呼び、処理水の放水に反対している。放水が始まると海が汚染されるから放水を中止するように主張している共産党である。東京電力は汚染水を放水してはいない。処理水を放水している。処理水の放水は海を汚染していない。それなのに汚染水を放水していると主張しているのが共産党である。処理水への理解は国民に広く定着している。処理水を汚染水と決めつけている共産党の支持率は下がっているだろう。
支持率が下がっている共産党の支持率をますます下げることを共産党員が起こした。起こした人物が村井明美・元広島県福山市議(75)である。


福島第一原発の処理水の海洋放出が始まったことを受け、中国政府が日本の水産物を全面禁輸する措置をとった。これに対して、ジャーナリストの櫻井よし こ氏は、一部の新聞で「安全でおいしい日本のお魚をたくさん食べて中国に勝ちましょう」とメッセージを打った。櫻井氏のメッセージを批判したのが共産党の村井氏であった。村井氏は「どうぞ、もっとしっかり汚染魚を食べて、10年後の健康状態をお知らせください」と皮肉まじりに書き込んだのだ。
村井氏は福島の魚を汚染魚と言った。福島の魚を食べたら体が汚染されて10年後には健康が悪化すると述べている。村井氏は福島の魚は汚染されているから食べるなと主張しているのである。村井氏は櫻井氏を批判するつもりだったが、それは福島の漁民や魚介類を商売にしている人々を追い詰める発言である。
原発に汚染された福島の魚は食べるな、買うなと発言したに等しい。村石氏のXに批判が殺到した。
・「なんだか魚にすら失礼」
・「広島の人なのに『こっち来るな、ピカがうつる』って言った側と同じ事を言うんですね」「酷いね 魚食べないつもりなのか」
・「主義は別として、政治家としてそのような発言の仕方をするのはいかがなものかと思います」
など村石氏への批判が殺到した。
・「それを漁師さんたちや漁業関係者に面と向かって言えるんですか?」
・「汚染魚など存在しません。風評被害を広めて、漁業関係者を苦しめるのはやめて」


批判が殺到していることを知人から知らされた村井氏は投稿を削除した。そして、自身のブログで「私の不用意な発信が、福島の方々を一層苦しめるものとなったことについては、深く深くお詫(わ)びするものです。誠に申し分けありませんでした」と謝罪した。
村井氏は広島原爆で被爆した祖父などを思い出し、「感情的になってしまった」と釈明した。一方では、処理水は「放射能汚染物質をすべて除去しているものではありません」と処理水が汚染水であることを主張した。「汚染魚」を削除したものの、汚染水、汚染魚であることは否定していなかったのである。


村井氏のブログは再び炎上した。
・「謝罪してるの1行目だけで残りは全部自分の正当性の主張で草 謝る気ないやんw」
・「感情的に書いたことは反省し、デマを書いたことは全然反省してないやん」
・「食べて福島を応援したいと仰っている方々の健康被害を望んでおられる書き方にしか見えませんが、その点についての謝罪なんでしょうか?」
・「放射能と放射線と放射性物質の区別もついてないようなので、もう黙っておいたほうがいいですよ」
               デイリースポーツ
 コメントで指摘している通り、村井氏は謝罪はしているが汚染水は処理水であり、汚染魚ではないとは述べていない。福島の海水は汚染水であり、魚は汚染されていることを村井氏は主張しているに等しい。彼女は共産党員である。共産党員である村井氏は口が裂けても処理水とは言えないのだ。共産党本部が汚染水と主張しているからだ。本部と違うことを言わないのが共産党員である。汚染された海で棲息している魚は汚染されるのは当然である。共産党の理論では汚染魚であるのだ。
 共産党は汚染水と言っている。汚染水を放水しているから福島の海水は汚染されている。魚も汚染されている。村井氏は共産党の主張通りに述べたのである。村井氏の汚染魚は共産党の理論として正しい。だから、汚染魚ではないとは言わなかったし言えなかった。しかし、世間は汚染水、汚染魚を許さない。村井氏は共産党の支持率を確実に下げた。
 国会で共産党の高橋千鶴子 議員は9月8日の国会質問で「アルプス処理水」と言った。驚きである。ただ、放水が始まったら「汚染水」とは言えなくなる。「汚染水」と主張すれば魚介類を食べるなと主張することになり漁民を虐めることになるからだ。
 福島原発処理水の放水は共産党や左翼を追い詰めるのは確実である。