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野党も保守が過半数になった 重要なことは立憲を保守と左翼に分離することだ

野党も保守が過半数になった 重要なことは立憲を保守と左翼に分離することだ


 維新の会、国民民主は保守政党である。馬場代表は左翼の共産党はなくなってもいいとまで発言した。玉城代表も馬場代表の発言に同意した。維新、国民は共産党の存在を否定している。左翼を否定している。


 立憲は保守と左翼が同居している政党である。左翼の勢力が強いので左翼の方針が立憲の方針になる。だから、維新の会、国民は立憲との共闘を否定している。
 国民民主党は2020年に立憲民主への合流組と残留組に分党した。所属議員62名中小沢一郎氏ら40人が立憲民主に移り、玉木氏ら22名は移らずに国民民主を継続した。民主党のように与党になるために左翼との連携を望む議員は立憲に移ったのである。
玉城代表は左翼と連帯するのを嫌い、左翼議員のいない保守議員だけの政党に固執したのである。
2年前の衆議院選前は保守+左翼の立憲は110議席で国民は8議席、維新は11議席であった。野党では立憲が5倍以上の議席であった。しかし、⒉年前の衆議院選では立憲は96議席で国民は11議席、維新は41議席になった。5分の1から2分1以下になったのである。注目するべきはそれだけではない。野党でも保守が過半数を超えたことである。
 立憲の約半数は元国民の保守である。40人としよう。維新、国民に40人を合わせると81人となる。立憲の左翼が51人とすれば共産党を加えた左翼は61人である。保守81議席、左翼51議席で保守が30議席多い。


 政党議席を見れば立憲民主が多い。しかし、政治思想から見れば左翼より保守の方が多い。野党が保守対左翼の政党に分かれれば保守政党の方が多くなる。


 立憲の保守は与党になるのを目的に左翼と合流した。立憲が与党になれる可能性がなくなれば立憲に居る理由がなくなる。立憲にいるよりも維新、国民の側にいる方が与党になれる可能性は高くなってきた。立憲の保守は考えるようになるはずである。立憲を離党し維新、国民に流れる立憲の保守政治家が増えて行くのは確実である。


マスコミの関心は維新の会と立憲民主のどちらが野党第一党になるかである。そんなのは本当の政治問題ではない。大事な問題は保守と左翼がはっきりと分離することである。
立憲保守は維新の会と共闘し、立憲左翼は共産党と共闘すればいい。保守と左翼のは分離するべきである。今、野党に必要なのは保守と左翼にはっきりと境界線を引くことである。維新と国民ははっきりと引いた。共産党も引いている。立憲がまだだ。
 今問題であるのは、立憲民主が野党第一党を維持できるかどうかではなく、立憲の保守と左翼の境界線を引いて分離することであ