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芳野会長はすごい 連合左翼の弾圧に抗し続けた

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芳野会長はすごい 連合左翼の弾圧に抗し続けた


芳野友子氏は⒉年前に連合会長になった。就任翌日に開いた記者会見で芳野会長は、立憲民主党が総選挙で政権交代を実現した場合に日本共産党が「限定的な閣外からの協力」をするとの両党合意に異論を唱えた。さらに「閣外協力もあり得ない」と述べた。
芳野会長は⒉年前の会長就任から徹底した共産党嫌いであることを公言したのである。共産党嫌いは政党を嫌っているというより共産主義そのものを嫌っているということだ。ということは社会主義を嫌っているということである。


芳野会長は就任直後から連合の左翼系から徹底して批判された。左翼系は社会主義であり、マルクス学者と通じている。マルクス主義の学者たちが吉野会長批判を展開した。学者だから理論に長じている吉野批判を理論的に展開したのだ。


・芳野友子のような人物を連合会長にするために労働運動をしてきたわけではない
・実際には芳野が会長を受けたお陰で連合は大変なことになっているのである
・会長就任後に行った、政権交代を目指す野党共闘を妨害する一連の言動は、組織の求心力を弱め、社会からの信頼を失墜させる所業であり万死に値する。端的に言えば連合会長の器ではないということだ。
・連合のいくつかの地方組織から「芳野会長を黙らせられないか」「芳野会長は黙っているのが最大の選挙協力」などの声が寄せられる事態に至った。
・竹信三恵子(和光大学名誉教授)は「野党共闘に待ったをかけるといった目的外のことに足を突っ込んだために、女性トップへの期待に水を差すとともに、いろんな政治信条を持つ労働者に分断を持ち込むマイナスも招きつつある」と芳野会長を批判した。
・「共産党を含む野党共闘には与しないが、共産党との選挙区調整には関知するものではない」というのが連合の一貫した政治スタンスである。
こうした姿勢は初代の山岸会長から神津前会長まで一貫して受け継がれていた。吉野会長は連合の伝統を破った。


連合の左翼系の芳野会長批判は強烈であり、芳野氏は会長の座からひきずり下ろされるような状況であった。普通なら左翼の圧力に屈して方向転換をする。「連合は反自民非共産」である」が左翼の主張である。吉野会長も左翼の首長に合わせて「非共産」と言えば批判はおさまっていただろう。しかし、芳野会長は左翼と同じ「非共産」を否定し「反共産」を貫いた。「反共産」を貫いた芳野会長は連合参加団体である日教組大会をドタキャンした。反共産以上にショッキングな行動である。


芳野会長に注目したのは日教組大会をドタキャンしたからだ。立憲民主の泉代表に共産党との選挙共闘に反対し、国民民主と共闘するように何度も要求していた時にはそれほど注目はしなかった。泉代表が共産党と選挙共闘を決めたとしたら芳野会長は黙認するだろうと思っていた。連合の左翼は強い。連合会長は左翼のいいなりになると思っていた。ところが芳野会長は日教組大会をドタキャンしたのだ。日教組は連合の中でもトップクラスの団体である。連合への影響力は強い。日教組大会をドタキャンしたということは会長の座から引き下ろされる可能性もある。それなのにドタキャンしたのである。確固たる反社会主義でなければできないことである。吉野会長に興味を持ち、グーグルで芳野会長について調べた。


芳野会長が中小企業で働く労働者を組織する産業別労働組合JAM出身であることを知った。JAMは1人でも加入できる労働組合である。JAM出身であっても連合会長になれば保守と左翼の調整をする立場に立つのが普通である。しかし、芳野会長は違っていた。会長になってもJAM精神に徹している。民間労働者の側に立っているのが芳野会長である。日教組などの公務員の側に立たないことに徹している。
連合内で保守対左翼の闘いを展開し、左翼を制してほしい。