hijaiのブログ

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芳野会長と日教組のバトルはこれから激しくなる

芳野会長と日教組のバトルはこれから激しくなる


連合の現体制である。


8代目会長:芳野友子(JAM)
会長代行:松浦昭彦(UAゼンセン)
会長代行:川本淳(自治労)
事務局長:清水秀行(日教組)


 芳野会長はJAM(ジャム、ものづくり産業労働組合の出身である。
JAMは機械・金属製造業の中小企業にて働く労働者を組織する産業別労働組合であり、現在約34万人の組合員がいる。この組合員数は連合内で5番目であり、1人でも加入できる労働組合(合同労働組合)である。100人以下の組合が6割、4分の1が30人以下の組合で占めている。
2019年までは国民民主党を支持していたが、2020年から、立憲民主党を基軸に、連合が支援する政党を支持・支援する立場をとった。


 会長代行の松浦氏はUAゼンセンである。UAゼンセンは繊維や流通などの中小企業の労働組合の集まりである。


会長と会長代行は民間労働団体出身であるが、もう一人の会長代行と事務局長は官公労出身である。民間と公の労働団体が二分しているのが連合の役員である。


連合の会長であるならば連合傘下団体の大会には参加して、連合の結束と発展を訴えるべきである。ところが芳野会長は日教組大会をドタキャンした。芳野会長が日教組大会をドタキャンしたのは芳野会長が民間の労働団体のJAM出身であり民間労働団体の保守運動に固執し、日教組の左翼運動を嫌っているたからである。
JAMは保守の国民民主党を応援し続けていた。保守に徹底している芳野会長だから、左翼とは徹底して対立するのだ。


泉代表に共産党との共闘は絶対にしないように要求し、国民民主と共闘することを要求している。
共産党、立憲民主、国民民主への支持を巡って連合内では芳野会長と日教組のバトルが続いていくだろう。