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二大政党に向かって維新の会と立憲民主左翼の闘い

二大政党に向かって維新の会と立憲民主左翼の闘い


共産党は社会主義である。共産党と同じように旧社会党も社会主義だった。社会主義だから社会党と名乗ったのだ。同じ社会主義であったが運動方針や現実認識が共産党とは違っていた。共産党はソ連を理想国家とみてソ連と親しくしていたが、社会党は北朝鮮と親しくしていた。戦後、在日朝鮮人が朝鮮に引き返す時に、社会党は北朝鮮に帰国させた。資本主義の南朝鮮より社会主義の北朝鮮のほうがいいと考えていたからだ。旧社会党は北朝鮮と親しい社会主義政党であった。
共産党はマルクス・レーニン主義に固執していたが社会党はマルクス・レーニン主義ではなかった。だから、自民党を離党した保守政治家も入党させたし、自民党と共闘もした。だが、自民党と組んで与党になった社会党は分裂し、社会党は崩壊した。
共産党は中央委員会によって少数になりながらも共産党を守り続けているが、中央委員会がない社会党は分裂し解党したのである。
旧社会党と保守が合体した民主党が与党になったが3年後に崩壊して下野し、民主党は立憲民主党と国民民主党に分かれた。国民民主は保守であるが立憲民主は旧社会党系の左翼と保守の合同政党である。
二大政党を実現するには野党4党が共闘することだが、共産党は参加しない。共産党は少数政党にしていけばいい。問題は立憲民主の旧社会党系の左翼である。左翼を保守が制圧するか離党させて、立憲民主、維新の会、国民民主と共闘すれば二大政党の可能性が高くなる。
維新の会は立憲の保守と組んで左翼を弱体化していくべきだ。日本維新の会の馬場伸幸代表は立憲民主党の小西洋之参院議員の謝罪が不十分だと批判し、中断中の立民との国会共闘に関し「対応しないなら、凍結は解けない」と、適切な謝罪抜きには再開させない意向を示した。立憲左翼を追い詰める維新の会である。二大政党確立のために。