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維新の会を中心とした保守連合の 与党の可能性がわずかに見えてきた

維新の会を中心とした保守連合の 与党の可能性がわずかに見えてきた


日本維新の会は統一地方選前半戦で大躍進した。
 


 維新の当選者は4年前と比べ、道府県議選で67人から124人、政令市議選で73人から136人に増えた。
 大阪府以外で初めて維新の公認知事が誕生した奈良県。県議選(定数43)では、当選者が4人から14人と3倍以上に増えた。このうち6人が主に都市部の選挙区でトップ当選を果たした。
 知事選で4期目の現職らを破り、初当選した日本維新の会の山下真さん(54)は選挙期間中、有権者から「県政を変えて」という要望を多く受けたという。
 県議選についても「高校授業料の完全無償化など維新の政策が支持された。県政に新しい風を吹かせてほしいという期待の声だと思う」と指摘した。維新が同県知事選に公認候補を擁立したのは今回が初めてで、知事選と県議選の相乗効果もあったとみられる。
 維新は統一選で候補者を積極擁立し、京都、兵庫、和歌山などの府県議選や政令市議選でも軒並み当選者が増加。維新の本拠地の大阪に近いほど実績や主張が浸透している傾向がうかがえる。
 自民党に代わる保守層の受け皿になった面もある。
 維新は新人3人を擁立した香川県議選(定数41)で、初めて議席を得た。坂出市選挙区(定数3)で自民党の現職3人らに挑み、2位で初当選した宮岡陽子さん(42)は「選挙期間中、有権者から『自民以外の選択肢ができてよかった』とよく声をかけられた」と振り返った。
 徳島県議選(定数38)でも、新人2人のうち1人が当選し、初の議席獲得となった。徳島選挙区(定数10)で初当選した曽根大志(ひろし)さん(48)は「街頭に立っていると、私個人というより『維新を応援している』という声を多く聞いた。税金の無駄遣いをやめるなど改革を進める党への期待と勢いを感じた」と語った。
       読売新聞
 奈良県の知事選で自民党に勝ったのは立憲民主、共産党ではなく維新の会だった。維新の会は保守である。立憲民主は左翼と保守の合体政党であり、共産党は左翼である。左翼は自民党に勝てない。だから、自民党政権が続いている。自民党に勝てるのは維新の会を中心とした保守の連帯である。そのことを予想させたのが奈良県知事選である。
 維新の躍進に立憲民主の与党を目指している政治家たちは関心が高くなっただろう。立憲単独で与党にはなれない。維新と共闘すればなれる。そう考えているだろう。


 維新を中心とした保守が与党になる可能性がわずかであるが見えてきた。