hijaiのブログ

沖縄、日本、世界の情勢や芸術について自由に意見するぞー

南西諸島の自衛隊基地建設、ミサイル設置反対派は中国軍の台湾侵攻演習には沈黙 真の平和主義者ではない

南西諸島の自衛隊基地建設、ミサイル設置反対派は中国軍の台湾侵攻演習には沈黙 真の平和主義者ではない


南西諸島の自衛隊基地建設、ミサイル配備などに抗議する集会が那覇市や石垣市で開かれた。
自衛隊基地建設、ミサイル配備は沖縄が攻撃の対象となる。沖縄が戦場にならないためにミサイル配備をするなと配備に反対している。「島々を戦場にするな!沖縄を平和発信の場に」と主張している。石垣島の集会では「石垣島にミサイル基地はいらない」などとシュプレヒコールした。


 中国軍は8~10日の3日間に台湾海峡や台湾島の北部、南部、東部の海空域で台湾侵攻準備の軍事演習をした。演習の北部と東部の間に与那国島がある。



 台湾有事は沖縄有事と言われている。沖縄の平和を守るためには台湾有事に反対しなければならない。ところが南西諸島への自衛隊基地建設、ミサイル設置に大反対している団体は中国軍の軍事演習にはなにも言わない。沈黙している。
 沖縄には米軍基地がある。台湾有事になれば沖縄の米軍が中国軍と戦うのは確実である。中国軍は南西諸島だけでなく沖縄本島も攻撃するだろう。台湾有事は確実に沖縄有事になる。それなのに中国軍の台湾侵攻軍事演習になにも言わないのだ。変である。本当に沖縄の平和を考えているとは思えない。自民党政府の政策に反対しているだけであるとしか考えられない。


 日中高級事務レベル海洋協議で船越健裕外務省アジア大洋州局長は中国による東・南シナ海への海洋進出に深刻な懸念を伝え、中国海警局船による沖縄県・尖閣諸島沖の領海侵入を直ちにやめるよう要求した。「台湾海峡の平和と安定の重要性」も訴えた。日本政府は台湾との友好関係を重視している。中国の台湾侵攻を防ぐ努力をしている。
 政府は自衛隊基地建設、ミサイル設置をしつつ、中国との対話で平和外交もやっている。


 平和主義団体は政府に自衛隊基地、ミサイル設置を主張するだけで中国の台湾侵攻の軍事演習には沈黙している。本当の平和主義ではない。