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台湾の専門家は中国が戦争できるのは2035年以降と予測している 日米識者の2025年説を完全に崩している

台湾の専門家は中国が戦争できるのは2035年以降と予測している 日米識者の2025年説を完全に崩している


人民解放軍研究の第一人者である淡江大学国際事務・戦略研究所助教の林穎佑(リン・インヨウ)氏は台湾有事の可能性は2035年であると予測している。早くて2035年であり、それ以後も中国軍が攻めてくるのは容易ではないと指摘している。中国軍が攻めてくる可能性は非常に低いと林氏は予測している。


中国軍が台湾侵攻しない原因を林氏は中国軍の攻撃力の弱さであると述べている。その具体例として中国のミサイル発射の効率の悪さを指摘している。
沖縄の近海にも発射したミサイルは全部で11発だった。ところが、中国側の国営放送局CCTVが発射の当日の午後3時に準備したニュース原稿では、当初「16発」と発表されることになっていた。ということは5発は発射できなかった。発射に成功したのは3分の2であった。予定したミサイルの3分の1がまともに稼働しなかったとすれば、これは軍事的にはかなり深刻な問題であると林氏は指摘し、稼働率の悪さが人民解放軍にはあると述べている
人民解放軍の近代化が遅れていることは以前から指摘されている。人民解放軍は国内の人民を解放するために地主などの旧支配層と戦い、政権争いで蒋介石軍と戦った。人民解放軍は国内戦の経験だけで外国との戦争はしていない。軍の近代化はかなり遅れている。
中国の兵器や戦術はロシア(ソ連)から取り入れたものが多い。ウクライナ戦争で明らかになったロシア軍が持つ弱点は、人民解放軍も共通して抱えている可能性が高いと指摘し、中国軍は弱い。米軍と互角には戦えない。台湾も中国の攻撃に耐えることができると指摘。
中国は軍の近代改革を進めている。2030年代に実現する。しかし、米国、台湾も改革していくから攻めるのは容易ではない。