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共産党に強烈な爆弾投下「シン・日本共産党宣言」

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共産党に強烈な爆弾投下「シン・日本共産党宣言」


共産党に強烈な爆弾が投下された。「シン・日本共産党宣言」である。著者は現役の共産党員の松竹伸幸である。松竹氏は党の安保外交部長を務めた人物である。
松阪市は共産党が党首公選をすることを要求している。


ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由を松竹伸幸氏は次のように述べている。
「日本の主要政党で党首公選が行われていないのは、共産党と公明党のみである。 約半世紀にわたり、共産党員として活動し、政策委員会で安保外交部長を務めたこともある私が、なぜ、党員による投票が可能な党首公選制を訴え、自ら立候補を宣言するのか? .日本共産党が党首公選を実施すれば日本の政治がマシになるからである」


 共産党は100年間党首公選をしていない。党首公選は共産党の禁句である。禁句である党首公選を党員である松竹氏は宣言したのである。それも党内で主張したのではなく、本を出版し外に向かって主張したのである。
 マスコミは共産党は党首公選をしないで20年も志位氏が党首であることを指摘したが、志位委員長は公正な選挙で選ばれたと主張してマスコミの指摘が間近っていると主張してきた。マスコミはそれ以上深く追及することはなかった。
 しかし、今回は共産党内部から党首公選がなかったことを告発したのである。ごまかしようがない告発である。それも本による告発である。共産党幹部は党首公選していないことを認めざるをなくなったのである。
 松竹氏は党首公選をしていないことを暴露すると同時に党首公選を要求し自分が首席公船に立候補をすることを宣言した。
 党首公選は共産党員に加えて共産党支持者が問題にしていくだろう。強烈な爆弾が投下されたのである。


 同著を執筆した背景について、松竹氏は「2つの国政選挙で共産党が後退した」ことへの危機感をあげている。2つの国政選挙の後退を見て、このままでは本当に共産党が取るに足らない勢力になりかねないと深刻に思ったという。後退した共産党を立て直すために松竹氏は、志位委員長のように自衛隊を否定的に考えるのではなく、政策の中にしっかり位置付けることを提案している。松竹氏は共産党内部で提案したが取り入れられなかった過去があるという。今度は共産党の内部ではなく外に向かって宣言したのだ。
松竹氏は、
「2つの国政選挙の後退を見て、このままでは本当に共産党が取るに足らない勢力になりかねないと考えた時に、この本を共産党の方たちに読んでもらって、党首公選で安保・自衛隊政策を堂々と議論し合うような党にならないとダメだ”ということを訴えたい」
と述べている。


 松竹氏に反論したのは機関紙「しんぶん赤旗」である。赤旗は「党規約に違反する」と述べ、現実的な安全保障政策への転換を求めたことについては、党が掲げる「日米安全保障条約廃棄」「自衛隊解消」に反すると松竹氏の主張を退けた。松竹氏に反論したのは赤旗であり、志位和夫委員長は赤旗に同調する考えを記者団に示しただけであった。
「あの論説に尽きている。赤旗にお任せし、書いていただいた」
志位氏は松竹氏の提案を、
「規約と綱領からの逸脱は明らか」
と断じた赤旗を高く評価しただけで、党首としての具体的な見解は口にせず、「論説に尽きている」と繰り返すだけであった。
赤旗は編集局次長名の記事で、「党の内部問題は、党内で解決するという党の規約を踏み破るものだ」「(党首公選制は組織原則である『民主集中制』と)相いれない」などと松竹氏を批判した。
松竹氏が「専守防衛」を党の基本政策に位置付けるよう主張していることについて、赤旗は「自衛隊合憲論を党の『基本政策』に位置づけよという要求に他ならない」と反論した。今後、松竹氏は赤旗に反論するだろう。今まで内部で押さえつけられていた松竹氏と赤旗の論争が公の場で展開される。共産党では初めてのことである。強烈な爆弾である。