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台湾進攻すれば中国経済が破綻 中国が台湾進攻できない決定的な理由

台湾進攻すれば中国経済が破綻 中国が台湾進攻できない決定的な理由


中国が世界第二位の経済大国になったのは中国企業の発展が原因ではない。中国は1978年代から市場経済を導入し、外国資本を受け入れた。日米欧などの経済が発展している国々の企業がどんどん中国に進出した。進出した外国企業によって中国経済は急成長した。外国企業がなければ中国経済は低いままであった。現在でも中国経済を支えているのは外国企業である。外国企業が存在しなければ中国経済はとても悪い状態になる。
中国に進出している日本企業は1万2706社である。
外資系企業全体では2011年では44万9700社であった。現在では50万社にツしているのでないか。


 中国が台湾に侵攻すれば米国、日本との戦争になる。すると中国に進出している日米企業や欧州の企業は中国から確実に出ていく。ウクライナ戦争がはじまると次々とロシアから日米欧の企業が出ていった。同じことが中国でも起こる。日米欧の企業が中国から出て行けば確実に中国経済は破綻する。


 中国経済が世界二位になっても国営企業は赤字で政府の援助がなければ倒産するという状態であった。現在も国有企業は経営状態は悪い。それに市場経済で急成長していった民間企業も習近平首相の国有企業優先・民間企業冷遇の政策によって体力を失っている。中国企業とは違い外国企業は自由であり、しつかり経営している。
1991年にソ連は崩壊した。ソ連崩壊の原因は経済破綻であった。経済が破綻すれば国の予算が失われてしまう。政府は崩壊する。
 中国企業は民間企業も競争力、体力を失っている。現在の中国経済を支えているのは外国企業なのだ。中国から外国企業がいなくなれば中国経済は落ち込み、中国政府は経済力を失う。中国政府にとって外国企業はなくてはならない存在である。


 習政府が台湾進攻すれば中国から外国企業は出ていく。それはウクライナ戦争でロシアから外国企業が出ていったことから予想できる。外国企業が出て行けば中国経済は確実に低迷する。そのことを中国政府自身が知っている。経済破綻は習政権崩壊につながる。世界二位の経済力を武器にして世界に展開している一帯一路は途絶えてしまう。習政権を維持するためには中国の外国企業は絶対に必要である。だから、外国企業を失ってしまう台湾進攻を中国はできない。