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9月50万人感染予想を信じないだろうが確率は高い 米国の感染と比較して説明する

9月50万人感染予想を信じないだろうが確率は高い 米国の感染と比較して説明する


 9月半ばに52万感染するという予想を信じる人は非常に少ないだろう。52万人は沖縄県の感染状態を全国に置き換えたものである。沖縄県民が特別に感染しやすい体質であるなら沖縄だけが多いことになり、全国52万人感染は起こらない。しかし、沖縄県民が国民より感染しやすいことはあり得ない。国民と沖縄県民は同じ体質である。52万人感染は起こる可能性が高い。


医療逼迫を理由に重症化する恐れが低い人は受診を控えることを押し付けられ、症状が軽い場合、救急要請も控えて自宅で静養するようになった。検査をしなければ感染しているか否かが分からない。感染者が感染していることを知らないケースが増えている。自宅静養は強制ではないし、感染者を見張る者もいない。自由行動する感染者が多くなるだろう。
無症状、軽症者を野放にした沖縄県は感染が激増した。沖縄の全国化はどんどん進んでいる。全国が沖縄と同じ感染率になるのは確実である。


米国の感染状況を参考に第7波の感染を検討する。米国の感染表である。



米国の感染が一番多かったのがオミクロン株が主流になっていた1月16日の133万人である。12月から感染が急増し、1月16日の133万人になった。その後は減少し、2月末には10万人になった。第7波はオミクロン株である。米国で最多感染したのもオミクロン株である。第7波が米国のⅠ月のような感染大爆発を起こす可能性が高い。
日本の感染表である。


 第6波の感染増加の仕方は米国の感染爆発と似ている。第6波は米国のような感染爆発になる可能性があった。第6波は政府がまん延防止を実施したので感染は10万人が最高で、その後は減少していった。まん延防止を実施していなかったら第6波で感染大爆発を起こしていただろう。


 第7波の感染数はどれだけになるか米国の感染を参考にして割り出してみよう。
米国の最多感染である1月16日の133万人である。米国の133万人は日本では何人になるのだろうかを計算してみた。日本の人口はⅠ、2億人である。米国の人口は⒊、2億人である。3、⒉億人で133万人をⅠ、2億人の日本の人口に置き換えると49、8万人である。米国の133万人感染は日本では49、8万人感染となる。米国の感染を参考にすると第7波の感染は50万人近くまで達することになる。沖縄県の感染を参考にして割り出した52万人に近い数字である。
沖縄県と米国の感染状況から割り出した第7波の感染予想が50万人前後になった。専門家の8月上旬ピーク予想に比べればずっと信頼できる予想である。
政府が緊急事態宣言を実施しなければコロナ感染は9月に50万人に達する可能性は高い。1月に米国で起きた感染大爆発がこれからの日本で起きようとしている。感染大爆発をさせない方法は緊急事態宣言しかない。

コロナ感染 全国の沖縄化が進んでいる 9月には50万人を超す

⒉日現在、10万人当たりの感染者数は全国平均1132・99人である。沖縄県は全国平均の2倍を超えて 2325・20人である。沖縄県が全国ワースト1位である。沖縄県はワースト1位は1年前から続いている。沖縄県は感染拡大させるコロナ対策をしているからトップの座にいる。沖縄の感染拡大対策が政府、全国の自治体にも拡大した。だから、全国のコロナ感染が爆発的に増えた。とうとう日本の感染者数は世界1位までになった。第5波までの日本にはあり得ないことが第7派で起こっている。
2021年の9月に出版した「内なる民主主義27」に掲載した「政府の優れたコロナ対策を国民に隠し続ける日本マスメディ」の一部である。
外国とコロナ感染を比較するのは必要である。しかし、日本のマスメディア、専門家が感染者数を比較して、日本のコロナ対策と外国のコロナ対策を比較したことはない。イギリスはワクチン接種が日本より進んでいる。ところがコロナ感染者は急増して5万人になっている。ワクチン接種が遅れている日本は3000人台である。イギリスより日本が感染者が非常に少ない。その原因を究明し、日本とイギリスのコロナ対策の違いを解明しようとするマスメディアはいない。解明すればイギリスのコロナ対策より日本のコロナ対策が優れていることが明らかになる。そうすると政府のコロナ対策を認めなければならなくなる。政府のコロナ対策は無策であると非難することができなくなる。日本マスメディアが一番避けたいことが政府批判ができなくなることである。
 世界の国別の感染数である。日本は34番目である。表を見て分かるように35番以下の国々との差はほとんどない。日本は感染者が少ない国なのだ。



人口1億2000万人、経済世界第三位で人口密度も高い日本である。日本はロックダウンをしていないし、規制も厳しくない。それなのにコロナ感染数は少ない。奇跡である。今までにこの奇跡の原因を解明したジャーナリスト、専門家はいない。解明しようとするジャーナリスト、専門家もいない。彼らに解明できないことは去年明らかになった。
       「内なる民主主義27」
第6波が始まる前の去年12月までは日本のコロナ対策は世界で一番優れていた。だからコロナ感染は非常に少なく、35位前後であった。ところが第6波から第7波までの7カ月の間に世界最多の感染になったのである。


厚生労働省に新型コロナウイルス対策を助言する専門家組織は3日に「第7波」による新規感染者数は2日までの1週間の合計で前週比1・16倍となり、1週間前の1・89倍からは増加のペースが鈍化したとの分析を示した。そして、死亡者数は前週比で約2倍に増えたという。座長の脇田隆字・国立感染症研究所長は「今後の動向に注意が必要」と危機感を示した。「新規感染者数は一部地域でピークを越えつつあるとの予測もあり、減少に転じた地域も出てきているが、ほとんどの地域で増加している」と無難な説明をした。ピーク、減少、増加の言葉を混ぜて感染の状況をあやふやにしている。過去を述べるだけで今後のコロナ減少対策は出さない。
これが専門家である。感染結果を報告するだけで、今後のコロナ対策をどうするべきかは提案しない。高校生でもできる程度の報告、説明である。これが専門家の正体である。


数週間前は沖縄の感染は全国平均の5倍近くあった。昨日の感染で2倍になったということは全国の感染増が沖縄より早かったということである。全国のコロナ対策は沖縄と同じになってきた。沖縄と同じ感染拡大対策が全国に広がったのである。だから全国の感染はますます増加するだろう。いずれは沖縄と全国の感染率は同じになるだろう。
3日の沖縄の感染数は6000人である。全国の人口は沖縄の約87倍であるから、沖縄の感染率で計算すると全国の感染は52万人になる。1沖縄と同じコロナ対策をするようになった全国が52万人の感染になるのは確実である。52万人になるのはいつ頃になるかを感染表から割り出した。
7月3日の感染者は2、3万人である。8月3日の感染は25万人であるから1カ月間で感染増加は22,7万人になった。とすると1カ月後の9月3日の感染は25万+22、7万で47、7万人になる。
7月の1日平均の感染は約7000人だから、7月の感染を参考にすると
52万-47、7万==4、3万 
4、3万÷7000=6 
⒊+6=9 9月9日
52万人になるのは9月9日である。



9月の上旬には日本の1日の感染は52万人になる計算になる。


1カ月半で52万人になる予想は第7波の感染は同じぺースで増加していくことを前提にしている。第6波までは感染が減少したが、減少したのはまん延防止、緊急事態宣言を実施したからである。まん延、緊急事態を実施しなければ減少はなかった。感染は増加していった。政府が緊急事態宣言を実施しなければ9月半ばに感染は52万人になると予測する。

8月6日にピークは来ない 専門家は感染拡大を促進させている

8月6日にピークは来ない 専門家は感染拡大を促進させている


専門家は第7波のピークを8月6日と予想した。8月6日をピークにするには3日までに緊急事態宣言を実施する必要がある。政府は緊急事態宣言を実施しなかった。
8月6日がピークになることは絶対にない。専門家の予想は確実に外れる。コロナ感染を減少させる理論がない専門家がピークを予想することはできるはずがない。


新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長ら専門家有志、本感染症学会など4学会は感染増加に対する対策を政府に提案している。注目するべきことは専門家の提案はコロナ感染の減少を目指したものではなく、感染増加による医療逼迫を回避するものであることだ。専門家の医療逼迫回避の提案はコロナ感染を増加させる提案でもある。
日本医師会は発熱外来の逼迫回避策や患者の全数把握の廃止を政府に要求している。理由は感染者が増加したために全数把握の作業をする保健所の仕事が増え、他の仕事に支障をきたす可能性が出たからである。要するに保健所の仕事を減らす提案である。
沖縄のコロナ感染が爆発し、感染率が国内で断トツになった原因は保健所の仕事を減らすためにコロナ対策を変えたことだった。沖縄県は濃厚接触者であっても無症状者は保健所がPCR検査をしないことにした。保健所の仕事は減った。ところが県の感染者は急激に増えた。そのために保健所も県立病院も忙しくなった。皮肉だ。
無症状であっても感染力は症状者と同じである。沖縄県は無症状者をPCR検査しないことによって無症状の感染者を野放しにした。それだけではない。PCR検査を受けるのも自己判断に任せた。そのために感染者であってもPCR検査を受けない若者が増えた。沖縄県のコロナ感染はどんどん増加していき、全国で断トツの感染県になったのである。
沖縄県のコロナ感染が断トツであるのは県のコロナ対策が原因である。県のコロナ対策は全国の専門家のコロナ対策に沿ったものであった。そのことが明らかになったのが専門家の第7波コロナ対策案である。


沖縄の感染対策の変更は沖縄の専門家の提案によるものである。沖縄の専門家が沖縄独自の方針を考えたのではない。全国の専門家の考えを沖縄の専門家が受け入れ、県が実施したのである。専門家は保健所、医院の負担を軽減するためにコロナ感染拡大案を政府に要求している。