hijaiのブログ

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8月6日にピークは来ない 専門家は感染拡大を促進させている

8月6日にピークは来ない 専門家は感染拡大を促進させている


専門家は第7波のピークを8月6日と予想した。8月6日をピークにするには3日までに緊急事態宣言を実施する必要がある。政府は緊急事態宣言を実施しなかった。
8月6日がピークになることは絶対にない。専門家の予想は確実に外れる。コロナ感染を減少させる理論がない専門家がピークを予想することはできるはずがない。


新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長ら専門家有志、本感染症学会など4学会は感染増加に対する対策を政府に提案している。注目するべきことは専門家の提案はコロナ感染の減少を目指したものではなく、感染増加による医療逼迫を回避するものであることだ。専門家の医療逼迫回避の提案はコロナ感染を増加させる提案でもある。
日本医師会は発熱外来の逼迫回避策や患者の全数把握の廃止を政府に要求している。理由は感染者が増加したために全数把握の作業をする保健所の仕事が増え、他の仕事に支障をきたす可能性が出たからである。要するに保健所の仕事を減らす提案である。
沖縄のコロナ感染が爆発し、感染率が国内で断トツになった原因は保健所の仕事を減らすためにコロナ対策を変えたことだった。沖縄県は濃厚接触者であっても無症状者は保健所がPCR検査をしないことにした。保健所の仕事は減った。ところが県の感染者は急激に増えた。そのために保健所も県立病院も忙しくなった。皮肉だ。
無症状であっても感染力は症状者と同じである。沖縄県は無症状者をPCR検査しないことによって無症状の感染者を野放しにした。それだけではない。PCR検査を受けるのも自己判断に任せた。そのために感染者であってもPCR検査を受けない若者が増えた。沖縄県のコロナ感染はどんどん増加していき、全国で断トツの感染県になったのである。
沖縄県のコロナ感染が断トツであるのは県のコロナ対策が原因である。県のコロナ対策は全国の専門家のコロナ対策に沿ったものであった。そのことが明らかになったのが専門家の第7波コロナ対策案である。


沖縄の感染対策の変更は沖縄の専門家の提案によるものである。沖縄の専門家が沖縄独自の方針を考えたのではない。全国の専門家の考えを沖縄の専門家が受け入れ、県が実施したのである。専門家は保健所、医院の負担を軽減するためにコロナ感染拡大案を政府に要求している。