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維新の会は大阪で立憲民主の左翼系と共産党をやっつけた過去がある

維新の会は大阪で立憲民主の左翼系と共産党をやっつけた過去がある


 私は橋下大阪知事に強い関心を持った。16年前の2008年のことである。きっかけは橋下知事が大阪の生徒の学力を向上させることを宣言し、教育改革を始めたことだった。大阪の学力が低いことをその時に知った。沖縄の学力は最下位である。大阪都沖縄に共通することを知った。教員の権力が強いことである。北海道も学力は低かった。北海道も教員の権力が強かった。
 私は糸満市で学習塾をやった。学習塾ををやって知ったのは沖縄の学力が低い原因は教員に原因があることを知った。教員は生徒の学力を向上させる情熱は全然ない。。私が怒ったのは落ちこぼれの生徒を放置していることだった。教育熱心な若い教員が落ちこぽれの生徒を残して教えるとクレームをつけ、禁止させた。全ての生徒を平等に。特定の生徒だけに教えることは平等に反するというのが居残り授業を禁止する理由だった。学習塾をやっている内に沖縄の学力が全国最下位であるのは教員にあることが分かった。
橋下維新の会は教員、公務員との闘いに勝った。教育改革、政治核を実施していった
2016年の「内なる民主主義9」に「おおさか維新の会に期待1」を掲載した。
おおさか維新の会に期待1
岡田民主党は国会内で議会制民主主義を破壊してしまうような行動をした。安保法案可決を暴力で阻止しようとしたのである。議会制民主主義の根幹は多数決である。多数決を暴力で阻止するのなら議会制民主主義は崩壊する。
シールズは安保関連法案成立を目指している安倍政権を暴力で倒す思想の集団である。国会議員は国民の選挙で選ばれた政治家である。安倍政権は国会議員によって選ばれた安倍首相によってつくれた行政府である。そのような政府を安保関連法案に反対だからといって倒す理由にはならない。民主・岡田代表はそんなシールズを高く評価して「新しい芽が出てきた。非常に注目している。お互い尊重しながら良い関係を築いていきたい」と述べ、安保法反対を旗印に今後も連携を続けていく考えを示したのである。そして、共産党とも連帯しようとした。


議会制民主主義のルールを破り、自民党と対抗できる政策をつくれないで自民党に単純反発し、シールズや共産党と手を組もうとする岡田・民進党は自民党と肩を並べることができる政党にはなれない。つまり政権党にはなれない。政権党になるには議会制民主主義に徹し、政策で自民党と同じように国民に支持されるような政党にならなければならない。シールズや共産党・社民党・日教組・公務員を排除する政党でなければならない。そのような政党は民進党ではなく大阪維新の会である。


橋本徹氏が大阪府知事時代に2008年「大阪の教育を考える府民討論会」を大阪府立大学で開いた時に、
「学校の先生は府民から選ばれたわけでもなんでもない。僕は失敗したら責任を取らなければならない。しかし、学校の先生は責任を取らずに、一生身分保障がある公務員の生活の中でぬくぬくとやっていける。
どこの会社で社長の方針に従わない部下がいますか。そんな部下がいたらみんなクビでしょ」
と述べている。大阪の政治は府民から選ばれる府知事と議員がやるべきであって、公務員である教師は政治をやるべきではないと断言しているのである。


橋本知事のやり方に反発する教職員も参加し、ヤジが飛んだ。しかし、橋本知事はひるまない。
「僕が考えている学力というのは子供たちがちゃんと社会に出て壁にぶつかった時に自分の頭で考えて、その壁を乗り越えられるだけの能力、これが絶対に必要なんです。絶対に必要なんです。
そのためには子供たちに分かる・できる・自分は分かるんだ自分はできるんだということを繰り返し、繰り返し積み重ねをして、子供たちにその体験をさせることがどうしても必要なんです。子供たちが途中で自分は分からない・自分ができないとなった途端に自分の将来に夢や希望は持てなくなります。大阪の子供たち、夢や希望を持っていない子供たちの率がとっても高いんです。大阪ものすごく高い。
やっぱりちゃんとね、子供達にはしんどいかもわからないけど、最初の基礎中の基礎の部分は積み重ねないといけない。これが小学校4年、5年、6年、中学になって学校に行きたくなくなる。
 大阪の中学生、犯罪率一番高いんです。、ぼくは必ず学力から真正面に取り組んで今のこのような教育のね、こんな先生方、こういう状態にならないように、子供たちをこんな先生に任せてられないんですよ。僕は絶対任せてられない。9割は一生懸命になっている先生がいる。みんな疲れ切っている。だから、地域で過程で学校の先生を支えて、学校の運営の中に入っていってください。そして、1割のどうしようもない先生を排除してください」
その後の橋本氏は府知事、市長時代に教育改革を徹底してやっていった。


 同じ2008年に高校生とも激しい討論をする。財政再建のために私学助成金28億円の削減をしようとした時、これに反対する「大阪の高校生に笑顔をくださいの会」のメンバー12人が府庁を訪れ橋本知事と直談判をしたのである。そこでも橋本氏が選挙で選ばれた者が政治をやるのだという考えが出ている。


橋本知事の厳しい意見に泣き出した女子高生の、
「橋本知事は「子供が笑う大阪に」とおっしゃいましたが、私たちは苦しめられています。笑えません」。
ときつい発言にも橋本知事はひるむことはなかった。そして、女性徒は泣きながら、文章を読む。明らかに高教組の教師が書いた原稿である。
「大阪の財政をよくすることは私たちが苦しむことですか、ちゃんと税金を取っているなら教育、医療、福祉に使うべきです。アメリカ軍とかに使っている金の余裕があるんやったら、ちゃんとこっち(教育)に金を回すべきです」
との発言に橋本知事は、
「じゃああなたが政治家になってそういう活動をやってください」
と答える。突き放した言葉であるが、税金をどのように使うかは府議会で決めることであり、税金の使い方を決めたいのなら政策を主張して立候補して政治家になるしかない。
「それは私が政治家になってすることじゃないはずです。高速道路なんか正味あんなたくさん要らないと思います」
「それはあなたが判断しているだけ。私は必要な道路は必要だと思っている」
税金の無駄遣いがあると主張する生徒に一歩も引かない橋本知事。
「皆さんが完全に保護されるのは義務教育まで、高校になったら壁が始まっている。大学になったらもう定員。社会人になっても定員。先生だって定員をくぐり抜けてきている。それが世の中の仕組み」
「その世の中の仕組みがおかしいんじゃないですか」
「僕はおかしいと思わない。やっぱり16歳からはその壁にぶつかってぶつかって、もし、失敗しても」
「倒れた子はどうなるんですか」
「最後のところを救うのは生活保護制度がちゃんとある。今の日本は自己責任が原則、誰も救ってくれない」
「それがおかしいです」
「じゃあ、国を変えるか、自己責任を求められる日本から出て行くしかない」
橋本知事は生活の貧しい高校生に厳しい発言をしている。しかし、政治的主張があるなら政治家になって自分が政治改革をしなければならないという当然のことを言っている。議会制民主主義国家の日本では国民の支持を集めれば誰でも政治家になれる。橋本知事は当たり前のことを言っている。
 世の中の仕組みがおかしいと思うなら自分で直さなければならない。府知事に要求しても府知事が納得しなければ実現できないのが現実である。


 「大阪の教育を考える府民討論会」で教職員に言ったことや、「大阪の高校生に笑顔をくださいの会」で高校生に言ったことに共通していることは、政治を行うのは市民に選ばれた政治家がやるものであるということだ。橋本氏は府知事時代、市長時代にどんどん政治改革をやっていく
橋本氏の政治改革精神が大阪維新の会の精神である。シールズや共産党との連携をしようとする民進党より大阪維新の会のほうが自民党と政権を争う政党になれるだろう。


「大阪の教育を考える府民討論会」で教職員に言ったことや、「大阪の高校生に笑顔をくださいの会」で高校生に言ったことに共通していることは、政治を行うのは市民に選ばれた政治家がやるものであるということだ。橋本氏は府知事時代、市長時代にどんどん政治改革をやっていく。
○区長を一般応募。
○全市議86人を対象に職員採用や人事異動を巡る口利き行為を禁じた。
○小中学生の学力向上のため、市立学校で土曜日にも授業を実施する。
○市立小中学校での全国学力テストの学校別結果を公表する。
○市役所内に入居する職員労組に事務所の退去を求める。
○民間並みに合わせるとの方針で市バス運転手の年収(平均739万円)を38%減の約460万円、地下鉄運転士の年収(同734万円)を5%減の約700万円とする給与カット。
○過剰診療などの不正請求対策として、生活保護受給者が受診する医療機関の登録制度を導入。
○ゼロベースの見直しを掲げ、凍結や暫定的な予算措置で545事業に待ったをかけた。
○平松邦夫・前市長が創設した領収書不要の交付金制度(4億3600万円)は1年で廃止。新予算では、使途を明確にするため、地域行事や防犯活動など目的ごとの補助金に切り替えた。
○地域振興会と同様に役員が歴代市長の後援会幹部を務めた各区の社会福祉協議会への交付金(16億8420万円)も凍結した」
○公務員制度を一変させる大阪府と大阪市の職員基本条例案は府市統合本部会議で、府市特別顧問の元中央官僚らが大阪維新の会の案にほぼ沿った成案をまとめ、抵抗する役所側を押し切った。
○大阪維新の会(代表=橋下徹・大阪市長)の教育基本条例案をテーマにした30日の府市統合本部では、松井一郎知事や橋下市長らが、府教育委員を押し切る形で、教育に関する大方針を次々と決めた。
○年収610万円未満の家庭に私立高校の授業料を無償とする。
○経済格差が教育格差につながるのは問題と指摘。経済的に厳しいために、学校以外の教育に投資できない家庭を救済するためにバウチャー」(クーポン券)を支給する。


橋本氏の政治改革精神が大阪維新の会の精神である。シールズや共産党との連携をしようとする民進党より大阪維新の会のほうが自民党と政権を争う政党になれるだろう。
            「内なる民主主義9」
「大阪の教育を考える府民討論会」のニュース映像。ニュースは教員に偏っている。会場の市民は圧倒的に橋下氏を支持していた。


ニュース映像