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「米軍基地は必要」と認めている座り込みの新しい看板 笑ってしま

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評論

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小説

          



「米軍基地は必要」と認めている座り込みの新しい看板 笑ってしま




座り込み日数を書いたキャンプ・シュワブ前の看板が新しくなった。前の看板で「新基地断念まで 座り込み抗議」のが「新基地建設反対 命宝座り込み抗議」に変わった。それに青色一色だったが黄色が入った。看板を作製した金城武政さん(65)は反戦の意味を込め、ウクライナ国旗をイメージした色を塗ったという。
 ウクライナの国旗である。


新しい看板はウクライナの国旗の色と同じである。ウクライナはプーチン独裁ロシア軍が侵攻して戦争になった。ウクライナ国民は自由と民主主義を肝るために世界最強のロシア軍と命を賭して戦っている。
ロシア軍が侵攻しなければウクライナ戦争にならなかった。沖縄のようにウクライナに米軍基地があったらロシア軍が侵攻することは絶対になかっただろう。侵攻すれば米軍と戦争することになる。世界最強の米軍との戦争をロシア軍は避ける。
ウクライナには米軍やNATO軍の基地はないし、ロシア軍が侵攻しても直接米軍、NATO軍がロシア軍と戦わないことを知っていたからロシア軍は侵攻したのである。ウクライナ国民は侵攻したロシア軍に自由と民主主義を守る戦いをしている。ウクライナの戦いを支援しているのが米国である。


米国防総省は14日、ウクライナに対する7億2500万ドル(1086憶8800万円)の追加支援パッケージの一部として弾薬や軍用車両などを供与すると発表した。


2月24日のロシアによる侵攻以降米国が表明した対ウクライナ支援は累計で175億ドル(2兆6,236億8,815万)を上回る。
ウクライナ支援では米国が断トツの支援をしている。米国がウクライナを支援する理由はウクライナが民主主義国家だからである。ロシアと対立しているからではない。ロシア軍がウクライナ侵攻する前はロシアと友好的であった。
 ウクライナ国民の命を懸けた勇気ある戦いと米国の軍事支援によってウクライナはロシア軍を敗退させている。ウクライナの勝利は確実である。


 ウクライナ戦争が沖縄に教えたことは米軍基地があるから沖縄は戦争にならなかったということである。もし、ウクライナが沖縄のように米軍基地があったらロシア軍が侵攻することはなかった。米軍基地がなかったから侵攻したのである。
 復帰前の米国が統治していた時には中国が尖閣に侵入したことは一度もなかった。侵入すれば米軍がすぐに捕縛するか攻撃するからだ。中国船が尖閣に侵入するようになったのは復帰して日本が統治するようになってからである。米国が統治していた時には中国は尖閣に侵入しなかったことでも分かるように米軍基地は沖縄の平和・安全を守っていた。


 金城氏がキャンプ・シュワブ前の座り込み看板をウクライナの国旗と同じにしたということはウクライナの自由と民主主義を守る戦いを支持しているということである。であるならばウクライナの勝利のために多大な軍事支援をしている米国を支持していることになる。ところが金城氏は沖縄の米軍基地に反対している。米軍基地がないウクライナだからロシア軍に侵略されたが米軍基地のある沖縄は戦後一度も侵略されたことがない。
辺野古に米軍基地があると有事の時にミサイル攻撃されると主張して辺野古に米軍基地を建設するのに反対したのが座り込み闘争をしている移設反対派である。ところがウクライナ戦争で彼らの主張が間違っていることを証明した。米軍基地があるから攻撃されないことが明らかになった。
辺野古移設反対派のリーダーはそのことを知っている。だから、「基地があるから有事の時にミサイル攻撃される」を言わなくなった。ロシア軍は住宅地もミサイル攻撃をしている。基地をミサイル攻撃するというのが間違っていることもウクライナ戦争が教えてくれた。


ウクライナ国旗を看板に描いたということはウクライナを支援している米国を支持していることになる。沖縄の米軍基地を容認し、辺野古に普天間飛行場移転の基地建設に賛成していることになる。


「新基地断念まで」から「新基地建設反対」になった。断念するまで座り込みをするのと反対だから座り込みをするでは大きな違いがある。「断念まで」は基地建設を阻止するという強い意志がある。実力行為も辞さない。実際に移設反対派は辺野古の海への移設を実力で阻止した。政府が海に移設するためにやぐらを建てて測量をしようとしたが、反対派がやくらを占領して測量をさせなかった。そのために政府は海への移設をあきらめた。2005年のことである。政府は県外移設を模索したが受け入れる自治体は一つもなかった。やっとのことで辺野古沿岸への移設を名護市と合意した。

実力で基地建設を阻止した過去があるから、辺野古基地建設も実力で阻止する気でいた。だから、新基地建設断念を看板に書いたのである。しかし、座り込みを8年続けた結果、実力で阻止するのは不可能であることを自覚するようになった。だから、阻止するのを止めて反対の意思を表現することにしたのである。「新基地建設反対」は辺野古基地が建設されることを暗に認めた表現である。


新しい看板は米軍基地と辺野古移設基地が完成するのを容認している。座り込み逃走は米軍基地反対、辺野古新基地反対を主張しているが彼らの深層心理では敗北を認識しているのである。