hijaiのブログ

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辺野古新基地は沖縄基地問題ではない 辺野古新基地は普天間飛行場移設問題だ



 ひろゆき氏のこの写真で辺野古の座り込みが一気に全国で有名になった。


ひろゆき氏が問題にしたのは座り込みである。「座り込み抗議が誰も居なかったので、0日にした方がよくない?」とツイートした。すると辺野古移設反対派が次々とひろゆき氏にかみついた。
 辺野古移設反対派にとって座り込みは移設反対をアピールできる運動である。それが否定されることは絶対に許してはならない。だから、次から次へとひろゆき氏を攻撃していった。ひろゆき氏とのネットバトルが展開していった。
 ひろゆき氏は掲示板の座り込みこみ日数が間違っているのではないかと問題にしたが、看板で間違っているのは日数だけではない。「新基地」というのも明らかに間違いである。「新基地」ではない。「移設基地」である。辺野古に建設するのは新基地ではなく、海兵隊が使用する普天間飛行場の移設である。新しく米軍基地を建設するのではない。辺野古飛行場が建設されれば海兵隊は辺野古に移動する。普天間飛行場は解体し、地主に返還する。だから、移設基地である。新基地ではない。
 新基地建設は間違い。移設飛行場建設が正しい。ところが座り込みの看板には「新基地断念」と書いてある。辺野古に新しい米軍基地を建設するようイメージを与える文字である。辺野古飛行場建設を人々は新基地建設だと思ってしまうだろう。移設基地なら賛成する人でも新基地なら反対するだろう。それを狙ったのが「新基地」である。ひろゆき氏によって辺野古座り込みが話題になり、多くの人のがみれるようになった。全ての人が普天間飛行場の移設とは言わない。基地、または新基地問題として考えている。



私は群馬県の生まれで、福岡に住んでいる、本土の人間です。私は「沖縄の皆さんに本土からごめんなさい」と伝えたいと思いました。
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全国の基地面積の7割以上が沖縄に集中しているわけですから、反基地の感覚は非常に強いですよね。そういう中で、難しい選挙を迫られたり、投票を迫られたりしてきた人たちのことを考えると、「申し訳ないな」という感じがしています。


自衛隊基地に比べると沖縄の米軍基地は数%である。米軍基地だけを見れば70%の基地が沖縄にある。ところが群馬県民のように自衛隊基地も含めた基地全体で沖縄に70%の基地があると信じている国民は多い。米軍基地を基地と表現するマスコミが多いからである。


 ポスターを持っている仁藤夢乃さんの記事がタイムスに掲載された。彼女は東京の一般社団法人「Colabo」(コラボ)の代表である。



Colaboは、東京都新宿区歌舞伎町に事務局を置く、女子高生サポートセンターColaboを開設して「若者と社会をつなぐきっかけの場づくり」事業を展開し、少女たちの自立支援を行っている法人である。
 仁藤さんはひろゆき氏の言動に怒り、沖縄の人々と共にありたい、連帯を示したいと思ってキャンプ・シュワブの座り込みに参加した。彼女の脳裏に普天間飛行場は存在しない。彼女が持っているポスターは辺野古新基地と書いてある。彼女の頭には辺野古新基地だけがあり、普天間飛行場移設はない。


 琉球新報は東京から来た和光高校の2年生21人が名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前のテントなどを訪れ、新基地建設に反対して座り込む市民の声を聞いた記事を掲載している。生徒たちは普天間飛行場のことは知らない。


移設反対派が強調しているのは、
〇辺野古新基地建設・日本の70%の基地が沖縄にある。
 この理屈がマスコミに何度も載り、本土の国民に定着している沖縄のイメージである。仁藤夢乃さんや和光高校の生徒のように辺野古基地建設は普天間飛行場移設のためであるということを知らない人が多い。


〇辺野古新基地は沖縄基地問題ではない。
〇辺野古新基地は普天間飛行場移設問題だ。
〇辺野古に行く前に世界一危険な普天間飛行場を身に行け
〇「新基地阻止」=「宜野湾市民に死を」である。