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沖縄県がピークアウトしていることが明らかになった



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沖縄県がピークアウトしていることが明らかになった


8月28日のブログで「沖縄県はピークアウトした 全国はまだ」を発表した。ところがピークアウトしていない全国がまるでピークアウトをしたように急激に感染は減少していったのである。沖縄県は予想した通り感染が減っていったが、沖縄県だけでなく全国も減っていった。全国はピークアウトしていない沖縄県だけがピークアウトしているという私の指摘が間違ったいると思わせる状態が続いた。
沖縄はピークアウトしているが全国はピークアウトしていないというのは統計学的な数学から導いたものである。間違っているとは思えなかった。正しいか否かは数字で分かる。私は8月10日から10万人当たりの感染数を記録していた。沖縄の10日の10万人当たり新規感染者は2159.63人であった。感染率は全国最多である。2番目に多い大阪府の1592.25人を大きく引き離していた。
沖縄の感染減少は全国と同じでありピークアウトしたからとはいえない状態だった。全国は感染が増えているのに沖縄が減っている状態なら沖縄はピークアウトしていると言えるが全国も急劇に減っていた。だから、沖縄がピークアウトしているとは言えない状態が続いた。しかし、沖縄はピークアウト、全国はまだであることが10万人当たりの感染数ではっきりする日が来ることを確信していた。そして、全沖縄県がピークアウトしていることを説明できる状態になった。そして、そのことがはっきりとわかるようになった。11
8月20日に沖縄県は147日続いた全国ワーストを脱して2位になった。。それだけではない。2位になった沖縄が1位になることはなかった。沖縄の順位はどんどん下がっていき、9月10日には26位になった(11日32位)。全国は感染が減少しているが沖縄は全国以上に減少している。原因はピークアウトしているからである。このことが10万人当たりの新規感染者数のグラフではっきりと示すようになった。しかし、沖縄県がピークアウトしていることを専門家は知らないようである。沖縄県の感染減少の速度が速いことを指摘する専門家はいない。全国の専門家は気付かなくても沖縄県の専門家は気付くべきである。ところが減少が早いことには気づいても、、それがピークアウトが原因であることを指摘する沖縄の専門家は一人も居ない。減少している原因は知らないし、減少がいつまで続くかも知らない。それが専門家である。
専門家が感染数を予測するのに使うのが実効再生産数計算式である。実行生産数は過去の感染率を出すだけである。コロナ感染の過去の数字を入れて計算するだけである。1週間内の感染率が1以上か以下かを数字で示すだけが専門家のやることである。それを京大や東大などの有名大学の教授がやる。現実のコロナ感染に全然役立たないことをやっているのが感染専門家である。
実効再生産数をはじき出すより、2000万人感染したら新規感染はどのように変化するかを研究するのが重要である。220万人だった感染者が今年になって急激に増加して2000万人になったのである。2000万人になったから新規感染者は減っていったのである。米国や他の西欧の国々を参考にすれば分かることである。ところが外国の感染状況を調査し、研究する専門家が日本にはいないようである。だから、減少していることを説明できない。


 日本以外の国々が感染激増したのは半年近く前であった。日本は7、8月に急激に増えた。そして、減少した。
 8月20日の全国の新規感染者は26万人から急激に減り続けた。9月10日に10万人になった。20日間で15万人減少したのである。政府は何もしていないのにだ。第7波に対して政府はコロナ対策は何もしていない。野放しである。だから、急激に感染は増えて26万人に達した。ところがなにもしないのに急激に減少していった。
 第6波までは政府が感染減少させる政策によって感染減少していった。しかし、第7波はなにもしないのに急激に減少していった。減少する原因を説明できる感染専門家は一人も居ない。それが日本の専門家の実態だ。
全国、沖縄県、東京、大阪の累積感染者率は全国 17%・沖縄県 33%・東京 21%・大坂 22%
沖縄県だけが30%を超えている。全国は17%であるから感染率が低い。東京、大阪は20%を超えている。感染率は次第に低くなっていくだろう。


 欧米諸国の感染がピークになったのは日本より数カ月早かった。専門家は欧米の感染状況を研究してこれからの日本のコロナ感染対策に役立てるべきである。実効再生産数だけに頼るのは止めてほしい。