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自民・公明・維新・国民は「悪政四党連合」である 共産党大会決議案

自民・公明・維新・国民は「悪政四党連合」である 共産党大会決議案


 共産党は党大会で自民、公明、日本維新の会、国民民主党の四党を「悪政四党連合」と決議案に明記した。共産党から見れば自民、公明は悪の政党である。そして、自民、公明だけではなく維新と国民の二党も悪政党にした。維新の会は自民党とは対抗し、自民党に代わって与党になるのを目的にしている。自民党とは政権を争う政敵である。大阪府では自民党に選挙で勝った維新の会が政権を握っている。自民党とは対立している。維新が自民と連合しているというのはおかしい。しかし、共産党から見れば自民と維新は連合しているのである。


党大会の決議案では「野党共闘の再構築」も掲げている。国民と維新は野党である。野党共闘を目指すなら維新、国民との共闘を目指すべきである。しかし、共産党は維新、国民を「いきづまった自公政権を延命させる役割を担っている」と自民党と同じ悪の政党と決めつけている。悪政党である維新、国民と共闘することは絶対にないと共産党は宣言したということである。
共産党にとって維新と国民は野党ではない。自民と連合している悪政党である。共産党にとって野党は立憲民主である。共産党は立憲民主との共闘を目指している。共産党が共闘しようとしている立憲だが、悪の政党自民党と共闘することもある。


立憲民主は京都府の八幡市長選では自民と連帯して川田翔子氏(33)氏を推薦した。川田氏が当選した。維新は自民に対抗したが落選した。八幡市長選では共産が共闘する立憲は自民と連帯し、敵とする維新は自民と敵対した。八幡市長選では共産党大会の決議とは逆の現象が起こったのである。
共産党は立憲と野党共闘をしようとしている。共産党との共闘に反対しているのが連合である。連合は共産党とは共闘しないで国民と共闘することを要求している。共産党にとって、悪政党である国民と共闘するように要求しているのが連合ということになる。


連合が指摘しているように共産党は「異なる社会の実現を目的に掲げる政党」である。共産党が実現しようとしている異なる社会とは社会主義社会である。共産党は社会主義を目指している。社会主義は資本主義を否定する。資本主義が支配する帝国主義である米国を共産党否定している。日本も独占資本に支配されていると決めつけている共産党である。独占資本の支配を支えているのが自民党である。だから自民党は悪の政党なのだ。


2020年共産党綱領
日本独占資本主義は、戦後の情勢のもとで、対米従属的な国家独占資本主義として発展し、国民総生産では、早い時期にすべてのヨーロッパ諸国を抜き、アメリカに次ぐ地位に到達するまでになった。その中心をなす少数の大企業は、大きな富をその手に集中して、巨大化と多国籍企業化の道を進むとともに、日本政府をその強い影響のもとに置き、国家機構の全体を自分たちの階級的利益の実現のために最大限に活用してきた。国内的には、大企業・財界が、アメリカの対日支配と結びついて、日本と国民を支配する中心勢力の地位を占めている。
日本政府は、大企業・財界を代弁して、大企業の利益優先の経済・財政政策を続けてきた。
       共産党綱領
大企業・財界を代弁して、大企業の利益優先の経済・財政政策を続けてきたのが自民党である。自民党は悪の政党であり、自民党の政策は全て悪である。そして、自民党の政策に一部でも賛同すれば自民党と連合していることになる。だから、国民と維新は悪の連合政党なのだ。
悪の連合政党の議員は国会の3分2を超える。圧倒的に多い。悪の政党が自民、公明の2党から4党になって議員数が増えたということになる。悪の4政党連合宣言は共産党の目指す革命が遠のいたことを共産党自身が認めたということになる。
革命は大多数の人民の参加があってこそ実現する。悪の政党が2党から4党になったということは共産党の革命が遠のいたことを示している。遠のくほうに時代は進んでいることを共産党は宣言したということになる。


沖縄の辺野古移設反対運動は共産党のイデオロギーが扇動して展開した運動である。
米帝国主義の軍事基地を沖縄から完全撤退させる。悪の自民党政治の辺野古移設政策への拒否を展開したのが辺野古移設反対運動である。共産党の二段階革命イデオロギーによる反対運動は悪の自民党と議会制民主主義に敗北する運命にある。それを実証しているのが辺野古移設である。