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共産党宣言の「万国の労働者よ団結せよ」を実現したのがウクライナ戦争

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共産党宣言の「万国の労働者よ団結せよ」を実現したのがウクライナ戦争


ロシア軍がウクライナ侵攻すると30カ国以上の民主主義国家がウクライナ支援を宣言し、戦車、戦闘機などの武器と経済支援を始めた。独裁国家ロシアから民主主義ウクライナを守るために民主主義国家が団結したのである。予想を超える支援国の多さに驚いた。感動した。
数日後に頭に浮かんだのが共産党宣言の「万国の労働者よ団結せよ」であった。30カ国以上の民主主義国家がウクライナ支援で団結したのは共産党宣言の「万国の労働者よ団結せよ」が実現したということに気が付いた。万国の労働者の団結があったからこそ30カ国以上がウクライナ支援を実現したのである。これは妄想ではない。真実である。
民主主義国家の支援を労働者の団結によって実現したという意見にほとんどの人は疑問を持つだろう。


共産党宣言に書いてある「万国の労働者よ団結せよ」はソ連や共産党の座右の銘であり、労働団体のストライキなどでもこの文言を繰り返し唱えた。
「万国の労働者よ団結せよ」を唱える共産主義者は、
万国の労働者が団結すると、働く「人間」である労働者を削るべき「コスト」としてしか見ていない搾取を生業とする資本家たちが困ると指摘している。資本家による格差の拡大は留まらない。改めさせるには、労働者同士で手を繋ぐ必要がある。万国の労働者が連帯して、資本家を倒し、労働者解放を目指したのがソ連であり、世界の共産党であった。万国の労働者が団結するのは資本家を倒してプロレタリア独裁国家を樹立するためと考えているのが共産主義者である。ロシア革命は資本家を排除した労働者の理想の社会目指したのがロシア革命であり、ソ連樹立であった。
ところが資本家を倒し労働者を解放するはずのソ連は1991年に崩壊した。ソ連が誕生し、世界に共産党が拡大していったが、万国の労働者の団結が実現したことは一度もなかった。ソ連が崩壊したから、実現する可能性はますます低くなったのである。ソ連が崩壊した原因は経済の破綻であった。ソ連の労働者は貧困状態に陥っていた。ソ連が労働者のための国家であったのか、万国の労働者の団結を目指していたのかの大きな疑問残したソ連崩壊であった。


ロシアとウクライナの戦争に万国の労働者の団結は関係ないと思うのが普通である。しかし、違った。ウクライナ戦争でソ連や共産党が実現しなかった「万国の労働者を団結せよ」を実現したのである。
米国やNATOなどの10カ国くらいの国がウクライナを支援するのは予想していた。しかし、なんと31カ国の国々が支援したのである。すごいことである。民主主義国の歴史的結束がウクライナ戦争で実現したのである。


「万国の労働者を団結せよ」が載っている共産党宣言はマルクス・エンゲルスの共著である。共産党宣言は1848年に出版された。175年前である。共産党宣言が出版された15年後の1863年11月にリンカーン大統領は「人民の人民による人民のための政治」の演説をペンシルベニア州のゲティスバーグでやった。
マルクスとリンカーンは同じ時代の人物である。マルクスはリンカーン大統領を知っていた。リンカーン大統領の奴隷解放に賛同したマルクスはマルクスが属する団体の顧問をリンカーンに要請したという。リンカーン大統領はことわった。
マルクスは次の新しい社会は米国にやって来ると予言もしている。マルクスの死後にロシア革命が起こり、新しい社会は米国ではなくソ連に起こると共産主義者たちは信じた。しかし、ソ連は共産主義者の予測を裏切り崩壊した。ソ連は新しい社会にならなかった。マルクスの予言が正しいということになる。
リンカーン大統領のいう人民とマルクスのいう労働者は本質的には同じである。リンカーン大統領のいう人民のほとんどが労働者である。リンカーン大統領は労働者のための政治を目指したと解釈することができる。
議会制民主主義は国民主権である。ということは労働者主権であるということだ。ウクライナ戦争でウクライナの労働者の民主主義と自由を守るために労働者主権の30以上の民主主義国家が支援したのである。


マルクスは人間を動物であると考えている。他の動物と人間の違いというのは人間は労働によって生産する動物であり、他の動物は生産はしないと述べている。
生産とは頭に描いたのを手と道具を使って作成することである。無から有を生じさせるのは人間だけであり、他の動物はできない。人間と他の動物は生産するか否かが違うとマルクスは述べた。人間は自分に必要なものだけでなく他人や他の動物のためにも生産する。ゴリラは住家を造るが自分のためだけの住家しかつくらない。しかし、人間は他人の要求に応じて家を造るし、鳥の巣も作る。それは他の動物はしないことである。
労働して生産するのは人間の本質であるとマルクスは述べている。労働で生産したのが商品である。商品は他人によって消化される。マルクスは美の法則による生産があることも指摘している。家、車だけでなく音楽、美術、演劇、漫才、落語も人間の生産であるのだ。
労働による生産は商品として消費者に売却され、消費される。これが人間社会である。


リンカーン大統領の「人民」とマルクスの「労働者」は非常に近い。国民主権を実現する議会制民主主義は実質的には労働者主権であると考えることができる。リンカーンとマルクスを基本にしているのが私の考える議会制民主主義である。


ロシアは2022年2月にウクライナに侵攻した。ウクライナ侵攻についての3月27日のブログである。


ウクライナが勝ち ロシアに民主主義革命を ロシアが民主主義国家だったら戦争はなかった


なぜウクライナ戦争が起こったのか。原因はロシア軍がウクライナに侵攻したから。なぜ、ロシア軍は侵攻したのか。プーチン大統領が命じたから。なぜプーチン大統領は侵攻を命じたか。で、プーチン大統領がウクライナ侵攻を命じた理由を専門家たちは色々と説明する。専門家たちの説明にそれほど関心はない。彼らは理由をそれぞれ述べるがウクライナ戦争の根本的なことについては説明しない。説明しないというよりできない。知らないから。


 プーチン大統領が支配するロシアは独裁国家である。独裁国家のロシアが民主主義国家であるウクライナをロシアの支配下に置くのを狙ってロシア軍を侵攻させたのである。もし、ロシアが独裁国家ではなく議会制民主主義国家であったらウクライナに侵攻することはなかった。民主主義国家は他国を支配して搾取することはしない。


ロシアが独裁国家である限りウクライナへの侵略は繰り返すだろう。ロシアの侵略をなくすにはロシアが議会制民主主義国家なる以外にはない。ロシアを民主主義国家にするにはウクライナが戦争に勝つ以外にはない。


タチアナさんは最近までこの公園付近に子どもを連れてきていた二児の母親である。志願兵になり対戦車ミサイルを運ぶ任務に就いている。先日、タチアナさんはロシア軍の戦車を一台破壊した。



『私が守っているのはキエフやウクライナ、ヨーロッパだけでなく、民主主義です』


民主主義はウクライナ国民に深く浸透している。だから戦いに強い。ウクライナ国民の民主主義はロシア国民も理解するだろう。ウクライナがプーチン独裁に勝ち、ウクライナ国民の民主主義をロシア国民が理解し、プーチンは失脚し、ロシアは民主主義国家になる。
「ウクライナが勝ち ロシアに民主主義革命を ロシやアが民主主義国家だったら戦争はなかった」


30カ国以上の民主主義国家がウクライナ支援をしたから、万国の労働者が団結することを知った。連合などの労働者団体の代表が労働者の代表ではない。国全体の労働者は連合に参加している労働者だけではない。連合に参加していない労働者も多い。むしろ連合以外の労働者の方が多い。
労働者の代表は選挙で選出された議員である。国会議員が労働者の代表である。労働者の代表が内閣をつくり国の行政を行っている。労働者が指示し続けたたのは共産党や立憲民主ではなく自民党であるのだ。
選挙で政治家を選出する議会制民主主義は労働者階級が主権である国家であることを認識するべきである。