hijaiのブログ

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沖縄のように米軍基地があったらウクライナは侵略されなかったことを知るべし

沖縄のように米軍基地があったらウクライナは侵略されなかったことを知るべし


 陸上自衛隊とアメリカ海兵隊による日米共同訓練に反対する集団「沖縄を再び戦場にさせない県民の会」や「ミサイル配備から命を守るうるま市民の会」など沖縄では基地反対運動が盛んである。
台湾有事を想定し、南西諸島に自衛隊基地を設立し、日米合同演習によって軍事基地強化をするから戦争危機になると基地反対運動は主張している。
「台湾有事への備えとしてうるま市では自衛隊もアメリカ軍も、最前線基地になる」
「台湾有事とか沖縄が戦場になるのを想定していると思うので、許せないです」
台湾有事や沖縄が戦場になることを想定するから台湾有事になり沖縄が戦場になると基地反対派は信じている。戦争を想定しなければ戦争にならないと主張しているのが基地反対派である。
米軍基地も自衛隊基地もなくなれば沖縄が平和になるというのが基地反対派である。
うるま市にある陸上自衛隊の分屯地に防衛省がミサイル部隊を配備するという計画に対して基地反対派は、
「ミサイル配備から命を守るうるま市民の会」を結成した。ミサイル配備は沖縄を守るのが目的である。ミサイルがうるま市民を襲うことは絶対にない。それなのにまるでミサイルがうるま市民を襲うようなイメージをつくり上げミサイル配備から命を守る会を結成したのだ。
 「ますます沖縄を軍事基地化していく」政府や米軍に怒っているのが基地反対派である。


基地反対派が主張するように米軍基地も自衛隊基地もなくし、台湾有事も沖縄有事も想定しない沖縄になったらどうなるだろうか。基地反対派が主張するように沖縄は本当に戦争のない平和な島になるのだろうか。基地反対派の主張するように軍事基地のない沖縄が平和になるかならないかを教えてくれるのがウクライナ戦争である。
「軍事力がなければ他国から侵攻されて支配される」ということが世界の現実であることを知らしめたのがプーチン独裁ロシアによるウクライナ侵攻であった。ロシアはウクライナの軍事は弱いと予想して一週間以内にはウクライナを占領し支配する目的で侵攻したのである。ウクライナはロシア軍に侵攻されて多くの領土がロシアの支配下に置かれた。
 なぜウクライナが侵攻されたのか。それはウクライナの軍事力がロシア軍比べて非常に弱かったからである。軍隊が弱ければ侵攻される可能性が高い。逆に軍隊が強ければ侵攻される可能性は低い。それが道理である。
沖縄の米軍、自衛隊基地が強化されればされるほど侵攻される可能性は低くなる。沖縄は安全になる。沖縄の米軍は強力である。だから戦後75年の間、沖縄は一度も他国から侵攻されたことはなかった。侵攻されるかもしれないと予想されたこともなかった。強い米軍が駐留している沖縄を攻撃する国は一つもなかった。だから、沖縄は戦争がなく平和な75年間であった。


もし、ウクライナに沖縄のような米軍基地が存在し、米軍とウクライナ軍が沖縄の日米共同訓練のような軍事訓練をしていたらロシアが侵攻することはなかった。ウクライナ戦争で分かったことは軍事力が弱ければ侵攻されるということである。
 ロシアは一週間くらいでウクライナを軍事支配できると思って侵攻した。もし、ウクライナ軍が強く、支配するのは困難だと思っていたらロシアは侵攻しなかった。ウクライナに米軍基地が存在し、軍事力が強かったら侵攻されることはなかったのだ。それははっきりしている。戦後75年間、沖縄が他国に侵攻されたことはなかった。侵攻されるかもしれないという兆しも全然なかった。理由は沖縄に米軍基地があったからかである。
ウクライナ戦争が私たちに教えたのは国を守るためには軍事力を強化しなければならないということである。当たり前のことである。ところが基地反対派は軍事力をなくしたほうが平和になるというのである。軍事力をゼロにしても他国から侵攻されないというのである。それが真実なら素晴らしいことである。しかし、軍事力をゼロにして平和になったという国を聞いたことがない。基地反対派は彼らが主張することを実現している国を紹介するべきである。しかし、そんな国は世界に一つもないから紹介できる国はないだろう。
永久中立を宣言しているスイスでも軍隊を抱えている。外敵から国を守るには軍隊は必要なのだ。


米軍、自衛隊が駐留しているから沖縄は平和である。沖縄の平和は米軍と自衛隊が実現しているのである。平和である原因を知らずに米軍、基地反対派が自衛隊に反対して平和主義を主張できるのは米軍、自衛隊が沖縄の平和を守っているからである。基地反対派は反基地平和主義に埋没するのではなく、ウクライナの現実を直視して、平和について考えるべきである。