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維新の会によって　自民対左翼の構図を変える時が

きた

市民連合による野党共闘とは立民、共産党の左翼野党共闘でしかない　本当の野党共闘ではない

他党とは共闘しないと宣言していた立憲民主党泉健太代表だったが、野党共闘を後押しする市民連合の調整による選挙共闘を主張するようになった。野党共闘に方針を変更した泉代表は共産党などとの選挙協力を進めるよう岡田克也幹事長に指示を出した。

　市民連合の正式名は「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」である。憲法九条を守るために憲法改正には反対である。頑固な左翼団体である。左翼である市民連合が野党共闘を主張している。市民連合にとって維新の会は野党ではない。だから、野党共闘に維新の会は含まれていない。野党共闘といっても国民、維新の会を排除した立民、共産党、社民党、れいわだけの共闘である。野党共闘ではなく左翼共闘である。市民連合が左翼であるから左翼政党の共闘になるのは当然である。

　市民連合という名称で中立的なイメージを持たせているが本性はゴリゴリの左翼集団である。だから、野党共闘といっても維新の会、国民民主が参加しない左翼政党だけの共闘である。市民連合が目指しているのは野党共闘ではなく左翼政党共闘である。

　野党は維新の会の登場によって、保守の維新の会・国民民主と左翼の立憲民主・共産党の二派に分かれている。維新が登場する前は保守と左翼が混合した民主党などの政党があったが、維新の会は保守政治に徹していて左翼と妥協することはない。大阪府・市で維新の会が過半数の議席を確保しているの
は大阪市民が望む保守政策をしているからである。維新の会は自民党、旧社会党、共産党とは違う戦後初めて登場した政党である。市民が望む政策を実現していくから大阪の多くの市民は維新の会を支持するようになった。
　関西の大阪以外の市民は維新の会の政治を知るようになったから支持するようになった。国民の望む政治をやっている維新の会が国会の議席を増やすのは確実である。
　読売新聞の世論調査では支持率が立民を抜いた。維新の政治を知った国民が増えたからである。

　市民連合は安保法制の廃止、憲法改正反対である。憲法改正の国民投票にも反対である。市民連合が調整した野党連合は立民と共産党を支持する国民だけである。立民の幹部会が市民連合と同じ方針を掲げ、共産党と共闘するのを決定すれば、立民内の保守議員は離党して維新や国民と合流するだろう。立民議員は減り、支持率も下がる。

　野党は着実に維新の会・国民民主の保守が勢力を拡大している。