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立憲は保守と左翼に分解するのは確実である

立憲は保守と左翼に分解するのは確実である


 立憲民主党が分解するのは時間の問題となってきた。
 小沢一郎衆院議員ら12人が呼びかけ人となり、「野党候補の一本化で政権交代を実現する有志の会」を結成した。所属衆院議員96人の過半を超える53人が賛同している。
小沢グループは野党共闘によって自民党を倒して与党になるのを目指している。与党を目指しているのが小沢グループである。立民に小沢グループとは違い左翼イデオロギーを優先させているグループがいる。石垣のりこ参議員は「立憲共産路線で、なにが悪いんですかね」と共産党との共闘を優先させてするグループが存在する。
小沢グループは全野党・維新の会、国民民主・共産党との共闘を目指している。しかし、共産党は維新・国民は第2自民党である決めつけている。共産党は維新、国民とは絶対に共闘はしない。立民が共産党と共闘するということは維新、国民とは共闘しないということだ。


 立憲と共産だけの共闘では確実に与党にはなれない。このことがはっきりしたのが読売の世論調査である。



立民の政党支持率は4%にとどまり、維新の6%に届かない。維新を下回るのは3か月連続である。次期衆院選での比例選投票先でも9%と、維新の13%にリードを許している。「自民党に対抗する野党として主導権を握るべきだと考える党」では、維新の40%に対し、立民は26%と大きく水をあけられている。野党支持層に限ると立民36%、維新53%である。無党派層で見ても立民23%、維新35%となっている。


 維新抜きで与党になることはできないのが野党である。そのことを世論調査がはっきりと示している。小沢グループは維新と共闘しなければ与党になれないことを認識するだろう。だから、立憲と維新との共闘を主張していくことになる。しかし、左翼は反対する。立憲は保守と左翼の主導権争いになるだろう。保守が主導権を握れば維新との共闘が実現するだろうが負ければ現在のよう維新との対立が続く。そうなれば保守グループは立憲を離党して、維新との共闘を目指すだろう。


 立民の保守が維新と共闘するために左翼と分解するのは確実である。