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朗報! プーチン独裁にワグネルが武装蜂起

朗報! プーチン独裁にワグネルが武装蜂起


 ロシアの民間軍事会社ワグネル創設者のエフゲニー・プリゴジン氏は「軍幹部の悪事を止めなければならない。抵抗する者はすぐに壊滅させる」と述べ、武装蜂起を宣言した。
反乱宣言したプリゴジンのワグネルは装甲車が南部ロストフナドヌーにあるロシア軍の南部軍管区司令部を襲い、軍事施設などを掌握し、ロシア南部ロストフの空港と軍事施設を占拠した。ワグネル部隊は首都モスクワを目指して進軍し、約200キロの距離まで到達した。
ワグネルの武装蜂起は一日で終わった。ワグネル部隊は解散し、責任者のプリゴジン氏はベラルーシに亡命させられ国外追放となった。


ワグネルの武装蜂起はわすが一日で鎮圧された。しかし、ワグネルの武装蜂起でプーチン独裁が強固ではないことが明らかになった。プーチン独裁が強固ではないことをロシア国民は知っただろう。動揺したロシア軍兵士は増えただろう。


ワグネルとロシア軍は本格的な交戦には入らなかったが小規模な戦闘はあった。それはロシア人同士の戦いである。
ロシア軍はヘリコプター6機と固定翼輸送機1機がワグネルに撃墜され、搭乗員だけで10数名は死亡した。ウクライナでの戦争でもたった1日でこれほど大量に航空機を失ったことは過去にない。ロシア軍の損失は甚大なものであり、しかも、被害機には貴重な電子戦ヘリコプター「Mi-8MTPR」まで含まれている。固定翼輸送機「Il-22M11」は空中指揮型で、推定8名の搭乗員が一挙に失われたのである。
武装蜂起をしたプリゴジンとワグネルには厳しい処置をすると宣言していたロシア政府であったが、穏便な処置に変更した。ワグネルへの刑事訴追は中止したのである。ロシア政府はワグネル兵士の罪は問わないと決め、反乱参加のワグネル兵士であっても希望者は国防省との契約ができるという。厳しくすればワグメル兵士は反発し、ワグネルに同調するロシア軍兵士か増える可能性がある。穏便にしなければならないのがロシア政府の状況なのだ。


朗報とは・・・


戦争は確実にウクライナが勝つ。しかし、ウクライナが勝ってもロシアがプーチン大統領の独裁が続いたら駄目である。プーチン独裁が崩壊し、ロシアが民主主義国家にならなければならない。ロシアが民主主義になればロシアと民主主義国家は友好になり、自由貿易が復興し、ロシアの原油、ガスが自由に輸出される。世界経済が安定する。


ワグネルの武装蜂起はプーチン独裁が強固ではないことを示した。多くのロシア軍兵士が動揺しただろう。ウクライナ戦争が続き、ロシアが攻め込まれれば、プーチン独裁が弱体化していき、ロシアの民主主義を目指す戦いが拡大していく。それを予想することができるのがワグネルの武装蜂起である。ワグネルの武装蜂起は朗報である。