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【米中沖縄決戦】日米識者の徹底シミュレーションのくだらなさ

【米中沖縄決戦】日米識者の徹底シミュレーションのくだらなさ


 米国の安全保障の専門家たちが描くシナリオをもとに、2年後に勃発する「有事」の詳細を予測するという。
 米中「沖縄決戦」展開予想図を見ただけでくだらない予想であることが分かる。


「中国による第一撃は、台湾海峡を支援する航空機が発着できる飛行場に対するミサイル攻撃でしょう。攻撃対象は米軍基地には限られない可能性があります」(防衛研究所・防衛政策研究室長の高橋杉雄氏) と述べている。米軍の情報収集は非常に優れている。中国軍が台湾に侵攻する情報は米軍はすでに掴んでいて、対策を立てている。米軍はすぐに台湾と中国の間の海に出撃して、中国軍が台湾侵攻するのを阻止するだろう。
 予想図は台湾海峡に米艦隊が一つもない。太平洋に第7艦隊があるが、そんなはずはない。



第7艦隊も台湾の近くにあるはずだ。それにクワッドに参加しているオーストラリアの軍艦、自衛隊の軍艦も台湾を守るために中国軍と戦っている。
 専門家たちが想定している「有事」は2025年である。国会では憲法改正賛成議員が3分の2を超えている。確執に憲法改正ができる状態である。憲法改正によって自衛隊は軍隊になっている。友好国である台湾を守るために自衛隊=日本軍は中国軍と戦うだろう。


 専門家の予測では、那覇空港や下地島空港も標的となる。被害は米軍や自衛隊にとどまらず、空港職員や観光客にも及ぶという。沖縄攻撃に使用されるのが、神風ドローンの異名を持つ自爆式「蜂群」だという。蜂群は、名前の通り、蜂のように群れを成して襲ってくる。その数はなんと200機でありすべてを打ち落とすのは不可能であるという。
中国と沖縄の間の海域は日米艦隊が支配するのは確実である。日米艦隊、戦闘機、沖縄基地からのミサイル攻撃で多くのドローンを撃墜するのは確実である。沖縄の被害は少ないだろう。ところが軍事専門家の予想は瞬く間に沖縄の要所は破壊され、台湾支援ルートは絶たれるのだ。中国軍は空爆と砲撃で台湾の海空戦力を数時間で潰し、次いでミサイル部隊と海軍で台湾全体の周辺海域を封鎖し、台湾を征服、尖閣諸島は占拠されるという。中国軍が圧倒的に強く、日米軍は中国の台湾、沖縄攻撃を防御できないと予測している。アホくさい予測だ。
予測したのは防衛研究所・防衛政策研究室長の高橋杉雄氏、軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏、軍事評論家の高部正樹氏の軍事専門家たちである。
 軍事力1位はアメリカで日本は5位である。インドは4位である。中国は3位である。その中国が米国、日本の連合軍と戦争をするのである。日米だけではない。クワッドのオーストラリア、インドも中国戦に参加するだろう。
 中国軍が簡単に台湾、沖縄を攻略できると予測する日本の軍事専門家は日米の軍事力に無知であるし、台湾有事対策を日米がすでに進めていることを知っていない。米国はフィリピンの米軍基地を4地域から9地域に増やすことでフィリピンと合意した。日本もフィリピンとの軍事連携強化をマルコス大統領と合意する予定である。
 沖縄米軍基地はアジア全体の安全を守るのが軍事戦略であった。しかし、それを中国対象に絞ってきたようである。沖縄の海兵隊をグアムに移動する。海兵隊が出動するような状況が減ったからである。戦争を警戒をするべきはアジアではなく中国である。だから、沖縄は中国対策の米軍基地に変わりつつある。