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強烈な爆弾松竹氏を除名 しかし、共産党の衰退は進む

強烈な爆弾松竹氏を除名 しかし、共産党の衰退は進む


 共産党は、党員の直接投票で党首を選ぶ「党首公選制」導入を求めている現役党員でジャーナリスト・編集者、松竹伸幸氏(68)を党規約上最も重い「除名」処分とする調整に入った。
松竹氏が主席公選を要求したのは党首を党員の選挙で選ぶことである。要求した原因は「2つの国政選挙で共産党が後退した」ことへの危機感である。松竹氏は共産党の復活を目指して主席公選を要求したのである。共産党は復活を目指している松竹氏を除名するのである。除名の理由は「『党の内部問題は、党内で解決する』という党の規約を踏み破るもの」だからである。主席公選の効果についてはなにも述べていない。


 志位委員長は共産党内で公正な手続きで委員長は選ばれると述べ、選挙に匹敵する手続きで党首は決まるイメージを記者に述べてきた。今回の松竹氏の発言で共産党は公選をしないで党首を決めていることが明らかになった。共産党のイメージダウンは避けられない。
 共産党支持者は離れ、選挙の時に投票していた無党派も投票しなくなるだろう。