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辺野古移設の県民投票は民主主義ではない デニー知事は国連で日本の民主主義を侮辱した

辺野古移設の県民投票は民主主義ではない デニー知事は国連で日本の民主主義を侮辱した


 スイス・ジュネーブの国連欧州本部で玉城デニー知事は演説した。演説でデニー知事は沖縄は民主主義をないがしろにされていると述べた。民主主義がないがしろにされている根拠が辺野古埋め立てを問う県民投票である。県民投票では埋め立て反対が70%を超えた。県民の意思は埋め立て反対である。しかし、政府は埋めて工事を続けた。デニー知事は国連で「県民投票により明確に埋め立て反対という民意が示されたにもかかわらず、政府は貴重な海域を埋め立て、新基地建設を強行している」と述べ、野古新基地推進は「民主主義をないがしろ」にしていると国連で述べたのである。県民投票の結果を無視することは本当に民主主義をないがしろにすることなのか。そうではない。むしろ県民投票の方が民主主義をないがしろにする。
 埋め立ての賛否の投票するなら県民はへの日埋め立てすることについて詳しく知らなくてはならない。埋め立てについて知らないか誤解した状態で投票してはならない。ところが多くの県民が埋め立てたら辺野古の海が汚染されると思っていた。だから、反対した。公有水面埋立法があるから、写真のように埋め立てても汚染しない。



 写真は県民が反対した辺野古埋め立てである。写真のように埋め立ての周囲は汚染されていない。きれいな海である。海が汚染されると信じた多くの県民が埋め立てに反対した。だから、反対が70%を超えたのである。県民投票が一番主主義であるように見えるが、県民は騙される。騙された県民の投票は民主主義ではない。
 埋め立ては海を汚染すると信じていた多くの県民がキャンプ・シュワブの埋め立て反対運動に参加した。埋め立てが進み、写真のように汚染されないことが分かっていくにつれてキャンプ・シュワブに来る県民はすくなくなっていった。反対派が指摘したように海が汚染されたら県民は埋め立てに反対してキャンプ・シュワブ集結していただろう。埋め立てを実力で阻止するような過激な運動に発展していたはずである。しかし、参加者は減り続け、わずかな人数になった。県民投票前に広まった「埋め立てたら海が汚染される」は嘘であることがはっきりしたからである。
 嘘をついた者は嘘であることを知っている。辺野古埋め立ては海を汚染すると広めた者は共産党や社民党などの左翼である。左翼は汚染しないことを知っていた。だから、埋め立てが進み、汚染しないことがはっきりする頃には「汚染する」と言ったことを謝ることはしなかったし、汚染云々の話題は消えた。汚染云々は完全に消している。その代わり県民投票で埋め立て反対が70%以上であることを一部の左翼が繰り返し話題にしている。
デニー知事もその中の一人である。だが、デニー知事は一般人ではない。沖縄県の最高の地位にある県知事ある。県知事が国連で嘘をついたのである。デニー知事は辺野古移設に反対だからである。汚染するからではない。米軍基地を県内に建設することに反対なのである。たとえ、普天間飛行場の移設であっても反対なのだ。
 軟弱地盤で移設が10年以上遅れるのを理由に移設を半手対しているが、それはうわべの口実である。本音は辺野古に米軍飛行場を建設することに反対である。反対だから、反対する理屈をつくり上げているのである。


 デニー知事を中心とした移設反対派は辺野古の海を埋め立てると大浦湾は汚染されるという嘘の理屈をつくり上げ、デマを県民に広めた。埋め立てによる汚染でサンゴは死滅し、魚やジュゴンは大浦湾に棲めなくなるという嘘を広めたのである。移設反対派のデマはマスコミが大々的に掲載し、多くの県民が反対派のデマを信じた。デマが県民に浸透したから県民投票で埋め立て反対が70%を超えたのである。デマが左右するような県民投票が法的拘束力を持ってはいけない。県民投票が法的拘束力を持つとなれば宣伝力のある側が有利である。科学的な客観性は損なわれる。だから、県民投票に法的拘束力がないのである。もし、県民投票に法的拘束力を持たせるなら、
・普天間飛行場が世界知危険な米軍飛行場である。  



・政府、県知事、名護市長の三者の合意で移設が決まった。そのように決めるのが日本の民主主義ルールである。
・公有水面埋め立て法があるから埋め立てで海が汚染されることはない。
・県外で普天間飛行場受け入れる自治体は一つもない。アジア情勢をみれば国外移設はできない。沖縄県でも普天間飛行場の移設を受け入れるのは名護市の辺野古沿岸だけである。


県民投票をするなら県政は辺野古移設に関する全ての情報を県民に報せるべきである。そして、県民が埋め立ての賛否を徹底して考える時間も与えるべきである。しかし、県政がそこまでやることは不可能である。だから、県民投票に法的拘束力を与えていない。辺野古移設の法的拘束力は政府、県知事、名護市長の三者の合意に与えている。それが日本の民主主義である。


 デニー知事は国連で日本の民主主義を否定し侮辱したのである。日本の民主主義を侮辱したデニー知事を徹底的に批判し、国連での発言を撤回させるべきである。
 残念ながらそのような政治家は沖縄に居ない。日本の民主主義を理解し主張する政治家が居ないから、左翼のデニー氏が知事の座に居座って言いたい放題である。