国民は左翼を嫌い、保守を支持 1960年2025年選挙を見よ
国民は左翼を嫌い、保守を支持 1960年2025年選挙を見よ
1960年の反日米安保闘争は、社会党や共産党などの革新政党に加え、労働組合(総評)、全学連を中心とする学生、さらには無党派の市民、主婦、知識人、文化人など、延べ数百万人が参加した運動であった。反日米安保闘争は戦後最大規模の反政府運動であったのである。反日米安保闘争を超えた反政府運動は過去に存在しない。
反日米安保闘争
国会議員
反対の立場をとった日本社会党や日本共産党の議員が中心であった。
労働組合
日本労働組合総評議会(総評)が主導し、大規模なストライキを実行して運動を支えた。
総評(日本労働組合総評議会)は1950年に結成された官公庁労組中心の左派系労働団体である。総評は政治闘争や社会党支援を重視した左翼団体であった。
知識人・進歩的文化人
丸山眞男(政治学者)、清水幾太郎(社会学者)をはじめとする知識人らが「声なき声」を代表してアピールを行い、世論に大きな影響を与えた。
学生運動(全学連)
当時の全学連委員長である唐牛健太郎 や、国会構内でのデモで警察隊と衝突し死亡した東大生の樺美智子が象徴的存在です。 [
宗教者や一般市民
宗派を超えた宗教者や、知識人で作る「安保改定阻止国民会議」などを通じ、会社員や家庭の主婦など極めて幅広い層が参加しました。
反日米安保運動は市民、主婦、知識人、文化人など延べ数百万人が参加した戦後最大規模の反政府運動であ.
。圧倒的な反政府運動によって自民党政府は機能不能にさせられ、社会党、共産党と総評によって政権が奪取される可能性もあった。反安保運動はそのくらい規模の大きい勢力であった。しかし、反安保運動による政権奪取はなかった。
日米安保は反対運動が展開されている中で6月23日に発効された。そして、その年の11月20日には衆議院選挙が実施された。
選挙の結果 全議席 467議席
自由民主党:296議席(選挙後の追加公認を含め300議席)64%
日本社会党:145議席31%
民主社会党:17議席3,6%
日本共産党:3議席0,6%
諸派・無所属:6議席詳細
反日米安保運動が圧倒的であったにも関わらず。自民党が圧勝したのである。不思議な現象である。
日米安保の反対運動の66年後の2026年2月8日投開票の第51回衆議院議員総選挙の結果である。
衆議院の全465議席の政党別獲得議席数は以下の通りである。
・自由民主党316議席68%
・日本維新の会36議席8%
・国民民主党28議席6%
・参政党15議席3%
・チームみらい11議席2%
・中道改革連合49議席10%
・日本共産党4議席0,8%
・れいわ新選組1議席
・社民党0
・立憲0
自民党は66年前と横ばいである。大きく変わったのは社会党である。旧社会党の社民党の議席は66年前の145議席から0議席になったのである。社会党は激減したのである。社会党の議席を激減させたのが日本維新の会、国民民主党、参政党などの保守政党である。
1960年には保守政党は自民党の64%であった。しかし、2025年には自民党に加えて日本維新の会、国民民主党、参政党の保守政党が誕生していき、保守の議席が90%以上になったのである。
日本国民は左翼を嫌っている。保守を支持している。この真実が1966年と2025年の選挙ではっきりと現れた。
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